【Nikon】 EX・オブ・ザ・イヤー Round1
今年のトレンドとなったローパスフィルターレス仕様のAPS-Cセンサー搭載モデル『D7100』の発売、
待望の『80-400mm』のリニューアル、ノクトニッコールの再来を思わせる『58mm F1.4』、
「精密機械の感触」と「操る愉しみ」を携えた35mm判一眼レフカメラの原点回帰『Df』の登場など
意欲作揃いのニコンでした!
ニコンのカメラには頭文字がある。
デジタル機の『D』
フィルム機の『F』
そしてこのカメラはその二つの文字を持つ
『Df』
正確にはこの『f』は『fusion』という事のようだが、
ボディを見ているとどこか歴代の『F』の面影を感じてしまう。
フィルムカメラのようなデザインと
旧レンズも含めたニコン一眼レフすべてのレンズが使える設計。
質感の高いアナログダイヤル類と
スチールカメラとしてある為に動画機能を取り除いた潔の良さ。
なんでも多機能化し便利になる今の時代に、
このカメラは道具としての“こだわり”というか、“粋”なものを感じる。
「操る愉しみ」「持つ悦び」を提案するニコン
『Df』を見ていると昔抱いていたカメラへの憧れや、使う楽しさを呼び起こしてくれる。
この様なカメラを待ち望んでいた方も多かったのでないだろうか。
今後もカメラ好きをワクワクさせてくれるようなニコンの物づくりに期待をしたい。