【Canon】 定番の望遠ズームで鉄路を望む!
Canon EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM <Ⅰ型>
いよいよ待望のCanon EF100-400mm F4.5-5.6 IS Ⅱ USMが発表され、
期待に胸膨らんでいるという方は多くいらしゃると思います。
12月下旬まで待ちきれない!・・・私もそんな一人ではございますが、今日は今一度、
この100-400のファーストエディションとEOS 70Dを手に取り、撮影に赴くことにしました。
夕刻の東海道新幹線「700系」。
斜陽がカモノハシのようなノーズに反射して織り成す光の曲線が、立体的な車両の形状を浮かび上がらせます。
レンズに傾いた太陽の光が直接飛び込むシーン。
実はレンズ前玉の前に目の細かい鉄格子があるのですが、望遠レンズを用いることでそれをぼかして消してしまう事が可能です。
鉄格子に反射した太陽光がぼけて画面全体にレンズフレアがかかったような効果に。
こちらは「N700系」。サイドから射す光がフロントノーズに落とす影によって、
計算しつくされたそのデザインがあらわになっています。
ブラインドコーナーから前触れなく飛び出してくる新幹線。
EOS 70Dの秒間7コマの連写が小気味よく動き、一番いいタイミングを逃しません。
「E217系」横須賀線。一足早く今日の仕事を終えたサラリーマン達を乗せて、
今日もターミナル駅から彼らの家のある街まで、静かに滑り出します。
過ぎ去る横須賀線のクールフェイスを、100-400のウルトラソニックモーターは追いかけます。
35mm換算で640mm相当の焦点距離の恩恵もあり、マナーを配慮しつつ安全圏内からの撮影に余裕を持って臨むことが出来ます。
「E231系」湘南新宿ライン。北関東から湘南まで走り抜けるロングランナー。
カーブに突入したところで狙う編成写真。
100-400の直進式ズームの所作はまるでライフル銃に弾を装填するよう。
そしてあたかも遠くの獲物を狙うように、ファインダー越しにタイミングをうかがいます。
「電車を撮る」。いつの時代も男の子を夢中にさせる行為です。私もその虜でした。
このEF100-400mm F4.5-5.6 IS USMが発売されてから16年。
発売当時まだ少年だった私には到底手の届かなかったこのレンズが、
いま一つの時代を走り終え、次へとタスキをつなごうとしています。
大人になった鉄道少年達を夢中にさせるレンズ、今こそ。
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