今再びのCONTAX! Vol.3 Planar T* 45mm F2(G)
45mm F2.8 1/3200秒 ISO80
皆様こんにちは!
銘レンズが目白押しのCONTAXレンズを現代に蘇らせる
今再びのCONTAXのお時間です。
Vol.1&2は通称「ヤシカコンタックス(RTSマウント)」のレンズをご紹介いたしました。
CONTAX RTSシリーズは高機能な高級一眼レフとしてその当時人気を博しました!
ヤシカコンタックスRTSが発売されたのが1970年代半ば。
それからしばらく時は流れ、1990年代に新しく発売されたのが
「CONTAX G」シリーズ
CONTAXのレンズ交換式オートフォーカス採用レンジファインダー型カメラです。
今回はその「CONTAX G」用のレンズであるPlanar T* 45mm F2(G)をご紹介!
レンジファインダーカメラ用の設計なのでフランジバック(マウントから撮像面までの距離)が短く
「一眼レフ」ではミラーに当たったりカメラ内で干渉してしまうので取り付けができません。
しかし、ミラーレスカメラが登場したおかげでフランジバックをほぼ気にせず
こうして最新のデジタルカメラと組み合わせる事ができるようになりました!
私、レンジファインダーカメラ大好きなんです♪
そのレンズが使える喜びといったらもう…☆
45mm F2 1/640秒 ISO80
Carl Zeiss銘の数あるレンズの中でもPlanarと名の付くレンズが私は大好きで
とにかく良く写るものが多い気がします。
そもそもPlanarとは「画面の端まで平坦な写りをする」という意味を込めて名付けられたもので
その名の通り周辺部を見ても歪みや光量落ちなどの少ない優等生レンズ。
レンズ構成も「ダブルガウス型」のものがほとんど。
ガラスの配置が左右対象になっていて非常にシンプルな造りなのも面白いですね♪
さて、そろそろ写真を載せていきましょう☆
45mm F2.8 1/2500秒 ISO200
トップは朱木蓮、こちらは白木蓮。
花びらが大きく撮りやすいです。
45mm F2 1/1600秒 ISO80
木の幹から顔をのぞかせる桜。
健気な感じ。
45mm F2 1/1600秒 ISO80
こちらも幹から。
45mm F2 1/640秒 ISO200
枝の先についている蕾。
あと数日でパッと咲くんでしょうね♪
最短距離での撮影ですが、いっそ絞って木を写したらよかったかな…と思ったり。
45mm F4 1/1000秒 ISO80
民家の軒先にあった謎の置物。
赤い帽子を被った配管工のオジサマが活躍するゲームにこんなのがいたような…。
それはさておき、隅っこの多肉植物も歪まずシャープに写っているあたり
やはり「Planar」の名に恥じないレンズなんだなと思いました。
今回使用したカメラもα7Rです。
フルサイズセンサー+ローパスレスの魔力にすっかり魅了されました。
人をメインに撮影するならモアレや偽色を気にして
他の機種にするかもしれませんが…
シャッターのショックや微ブレに気を付ければ
風景やスナップ用途には相性が良いように思います。
45mm F4 1/15秒 ISO6400
お出掛けから帰る途中で空を見上げると月が。
桜と一緒に撮りたいなぁ…なんて思って撮ってみたら街灯のおかげで大変なことに。
結果、ホワイトバランスは滅茶苦茶(マニュアルで3300K、マゼンタに6,ブルーに4)
いっそ幻想的にしてしまえと青を強めに出しています。
暗いから感度もかなり高くしています。
最近のカメラじゃなかったらボロボロでした…。
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