【SONY】Leicaで撮るということ Vol.3 ~Summilux 75mm F1.4~
Leicaの魅力とはなんだろうと思っていました。
まだまだその魅力を語れるほど
私はLeicaをわかってはいません。
ただLeicaで撮っているうちに
光への意識というものが改まった気がします。
今回のレンズは
Summilux 75mm F1.4 5群7枚 1983年 フード組込型
1980年にフード着脱式が発売され、後期型はフード組込になりました。
着脱式から軽量化されたとはいえズシリと重いこのレンズ。
吸い込まれそうなほど美しい前玉。
明るいF値はポートレートにも夜間撮影にも抜群のレンズです。
一枚目、二枚目と
かなり意地悪な逆光での撮影。
フレアもゴーストは出ますが、やはり
近代になり抑えられてきたという印象です。
足元に咲くタンポポ。
75mmは被写体への距離を一歩縮めてくれます。
注目するように、見つめるように、
視線を自然と被写体に向かせる画角。
普段とは少し違う目線
イメージとして焼きつく光景
そして気付き、出会った目の前のものに
心を奪われたままシャッターを切って残したくなる
眩しくて目を瞑っていた世界も
優しい光で満ちていた事に気付く
いつの日常にも素晴らしい瞬間があった事に気付く
一日の終わり
また写真が楽しくなってきたこの頃です。
F1.4 の開放でもピントの芯がしっかりしています。
陽が落ちた後の時間帯でも撮影出来るというのは心強いです。
前回に引き続き、ボディはSONYのα7R。
シャッター音が大きいのはご愛嬌。
αシリーズには電子先幕シャッターという機能がありますが
※α7Rには搭載されていません
マウントアダプターでレンズを使用する場合、
高速シャッターを切る場合は
撮影条件によっては画面の明るさにムラが出ることがあるため
電子先幕シャッターは「切」に
しておくことをオススメいたします。
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