【SONY】Leicaで撮るということ Vol.8 ~Summicron 50mm F2 2nd~
Leicaで撮るということ
答えを探すはずがいつのまにか
ただただ楽しくて止められなくなってます
今回のレンズは
Summicron (ズミクロン) M50mm F2 2nd (1969)5群6枚
旧型の6群7枚よりもハイコントラストな描写が特徴。
前モデルと較べ軽量化されています。
初めてこのシリーズで撮ったのが第一世代でした。
思えばLeicaのレンズで撮りたい!と魅了されたのは
このSummicron (ズミクロン) M50mm F2がきっかけでした。
ハイキーな写真が多いので締まった写真も撮ってみました。
ただシャープに写すだけでは写せない瑞々しい画。
縦写真も1枚。
その画角だからこそ気付ける構図があります。
その時、そのレンズを持っていなければ出会えない景色。
第一世代のレンズで撮った時の印象とはやはり違います。
第二世代は第一世代に較べるとコントラストが強めです。
それは白と黒の濃淡で色を表現した時代と
カラーフィルムを想定した時代による差があるのかもしれません。
時折、現代的な、見違えるほど鮮明な画が撮れます。
色彩の濃さについては意見が分かれると思いますが
オールドレンズとしての素質と現行レンズらしい写りを
両立させた素晴らしいレンズだと思います。
かなり抑えめな設定のモノクロ。
全体的に柔らかくても、陽射しの強い光が印象的。
歩き回ってからのアイス休憩。
頼んだばかりのアイスも、もう先端が溶け始めるほど。
ちなみにこれはバラのアイスクリーム、そしてここは薔薇園。
言葉でうまく表現ができないのですが
光に透ける花や葉が大好物です。
そしてこのレンズはその大好物をしっかりと写してくれます。
最初の一枚はあえて逆光に向けた一枚。
レンズへの直射を避ければフレア、ゴーストも抑えられます。
第一世代と較べるとやや硬めの階調だなと身に染みて分かりました。
でも夕暮れ時の柔らかい光にカメラを向けてみて
優しい光で視界が染まるのを見て
あ、やっぱりズミクロンなんだなと感じました。
※このブログを書くにあたり
Leicaのレンズの魅力は一言、一口では語れない事は承知の上で
「撮りたい」ものを撮っています。
なるべくレンズの特徴を調べて書こうと思っていますが
一面性に偏っている部分があります。
また同じレンズを使用した際には違う面から撮りたいと思っています。
寛大な気持ちで見ていただければ幸いです。
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