Panasonic GH4で撮る4Kムービーセミナーを開催しました!
2015年6月6日(土)、講師に上田晃司 氏をお招きして「Panasonic LUMIX GH4」使用した4Kムービーセミナーを開催しました。
過去にいろんなセミナーを開催してきたマップカメラですが4Kムービーのセミナーは今回が初。
期待と不安の中で開催されたセミナーの様子をぜひご覧ください。
今回はマップカメラのある新宿を飛び出して、東京都狛江市にあるスタジオを借りて行われました。
参加者の皆様と一緒に各シーンを撮影し、その後編集して作品を1本作ることを目指します。
とてもお洒落なスタジオにテンションが上がりますが、まずは機材の説明を受けながら撮影の注意点を学んで行きます。
一言で4Kと言っても、「4Kムービー」と4Kムービーから写真を切り撮る「4Kフォト」では
推奨するシャッタースピードや輝度レベルが異なるなど簡単ではありません。

後で各カットを編集してつなぎ合わせるため、事前にホワイトバランスを合わせるのが重要です。
モデルの小林里緒さんに登場いただき、スタジオの照明に合わせてホワイトバランスを計り設定を合わせます。
カメラの設定が終わったら、次は撮影のコツを学びます。
動画をより格好良く演出する為に、スライダーを使用し画面を動かす方法を教わりました。
早すぎても遅すぎても駄目。コツを掴むのに苦労されている様子です。
単に三脚固定ではなく、スライドとパーンを組み合わせることで演出効果がグッと増すことがよく分かりました。

本日はブレを抑え格好良く画面を動かすたくさんの特殊機材が用意されました。
普段、なかなか振れる事の出来ない機材はどれも新鮮です。
ジンバルと呼ばれるコンピューターでブレを制御する装置は、独特な動きで皆様も感心を持たれていました。
それでは撮影スタートです。

先ほど教わったスライダーを使って最初のカットの撮影が始まりました。
4Kレコーダーの「ATOMOS SHOGUN」を装着し、周りの方と画を確認しながら撮影は進みます。

階段を降りるシーンでは「GENUS ミニジブキット」が高い位置からの撮影に役立ちました。

上田先生の指示のもと、それぞれのカットの撮影が進みます。次第に完成作品が楽しみになってきます。

全てのシーンの撮影終了後、上田先生が「Final Cut Pro X」を使ってパーツを繋ぎ合わせていきます。
それぞれのつなぎ合わせ部分が目立たなくなるよう編集する作業はとても参考になりました。
それでは、さっそく完成動画をご覧頂きましょう。
通信環境に余裕があれば設定から2160P 4Kでお楽しみください。
(BGMが流れます。音量にご注意ください。)
わずか30秒の作品ですが、撮影過程をご覧いただけたらその労力がお分かり頂けると思います。
とても大変な作業ですが、楽しさも一杯です。改めて動画の奥の深さを感じることができました。
※スタッフが編集したメイキング動画も追加掲載しました。
こちらも同じく通信環境に余裕があれば設定から2160P 4Kでお楽しみください。
今回も皆様のおかげでとても参考になるセミナーを開催することができました。
この場をお借りしまして再度お礼申し上げます。
今後も皆様にお楽しみ頂けるセミナーを企画して参りますので引き続きマップカメラを宜しくお願いします!!