【SONY】α7RIIと巾着田へ行く 前篇
この時期になるとあちらこちらで咲き始める赤い花。
毎年毎年気になっていた彼岸花を見に行ってきました。
場所はポスター等で見た事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
埼玉県日高市の西部高麗川に囲まれ巾着のような形をしている事で
巾着田と呼ばれています。
約50万本の赤い花が一面を染め上げる様は
この世を疑ってしまうほどの景色です。
カメラは SONY α7RII
レンズは Voigtlander VM-E クローズフォーカスアダプター を介して
Leica の summicron 50mm F2 2nd を装着しました。
新宿からだと西武池袋線で飯能駅、西武秩父線に乗り換え高麗まで。
この時期はバスツアーなどもやっているようです。
この日は青空快晴、天晴れ。
駅に着くと大勢の観光客で溢れていました。
高麗駅から徒歩で約10~15分の距離を歩きます。
道中も秋の花が咲き始めていたり、
自分の畑で育てた野菜を売っていたり、
お値段も檄安良心プライス。
町全体でこの祭りを楽しんでいる感じがして楽しくなってきます。
陽射しも強く夏が戻ってきたかのよう。
ズミクロンの絞り開放で撮った浮き上がるような描写に惚れ惚れ。
周辺減光も上手い具合に空の色に作用してくれました。
巾着田に着くまでの間も彼岸花は咲き乱れ、現地への期待は膨らむばかり。
同行者は暑さと空腹にへばり、もうここで満足でしょと言ってましたがそうは問屋が卸しません。
とはいえお腹が空いてはこの先の長い戦いに挑めないので食事を取ることに。
レトロなバスを改装(改造)したインドカレーのお店。
スクールバスとして使われていたらしいです。
紺色の車体に黄色いドアが印象的。
待っている間も木々が直射日光から防いでくれます。
心地よい風が吹く、心地よい時間。
α7RIIのデータ量は見事なものでモノクロームで撮っても
ハイライトからシャドウまで、最初から最後までたっぷりです。
試しにコントラストを極端に下げて現像してみました。
グレートーンの調整は思うがままです。
色味が薄いわけでもなく、ドロっとした感じもあまりありません。
開放の柔らかさの中にもしっかりしたピントが残る、
Leicaのレンズは何かシャッターを切らせたくなる魅力があります。
ちなみにお店の名前は「むささび亭」
同行者がお腹が空いた~のくだりの道を少し逸れたところにあります。
やっぱりとても人気のようなので木漏れ日が優しく降り注ぐ中、
こんな素敵な椅子に座り、カレーの匂いに焦らされながら待ってみてはいかがでしょう。
さて、ではやっと巾着田に向かう事になるのですが
ページ(?)の都合上、一旦ここで終了。
まさかの二部構成。次回こそは巾着田。待っていろ巾着田。
そんなにボリュームないのに大丈夫なのか、巾着田。
食べ終わった後に進路から逸れ
ふらふらと歩いて見つけた秋桜。
写真のおかげでどんな道にも発見があります。
写真のおかげで人生が楽しい。
大袈裟だけど、事実だから仕方ないのです。
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