【マップカメラ情報】まるっと解決!カメラの疑問レスキュー隊!!~考察コニカミノルタ編~
普段使い慣れているカメラでも、ふと疑問に思った事や良くわからなくて困る事はありませんか?
いまさら聞けないカメラの疑問をこの3人が解決します。
太郎「博士、デジタル一眼レフでソニーのα700という機種が発売されたのは知っている?」
博士「今年初めてお尻に蒙古斑があるのに気付きました」
太郎「私的ニュースは聞いてないよ、
このカメラ、コニカミノルタ時代のカメラを髣髴とさせて素敵だね」
博士「コニカミノルタがソニーにレンズ交換式一眼レフ部門を譲渡して、
しばらくたつんだなあ、よし今日のテーマはコニカミノルタを取り上げてみようか」
U子「まずはこの疑問、コニカミノルタα-9のグリップ部にある模様は何なのか」
太郎「変わった模様だね・・・グリップ部にあるぐらいだから滑り止めということなんじゃないの?」
博士「これはグリップセンサーというんじゃ。アイスタートスイッチという機能をONにしている時、グリップ部を握るとセンサーが感知され、
ファインダー下部にあるアイセンサーが稼動する。
続いてファインダーを覗いた時にアイセンサーが感知し、自動的にピント合わせ、露出等が設定されるのじゃ」
太郎「握っただけで着々とカメラ側で撮影する準備を進めていてくれるなんて!なんていたせりつくせりな」
U子「ちなみにこの機能、グリップ部に触れていないと作動しないことは勿論、手が乾燥するしている時や手袋をはめたままだと
作動しません、手タレ(モデル)の私はよって使用できないの」
太郎「見栄っ張りはお止めなさい」
U子「続いてはラストミステリー」
太郎「早いな」
U子「コニカミノルタのレンズでAFレフレックス500mmF8という商品があるが、
このレンズの特徴を述べてみよ」
太郎「えっと、このレンズの事は聞いた事があるよ!
反射望遠型とかレフレックスレンズっていうんだよね。
超望遠レンズなのにすごく小さく作れるんだけど、
ちょっと変わった写りかたをするって聞いたことがあるよ
博士「百聞は一見にしかず、まずは試してみい!」
太郎「!?・・・なんだか光が輪っか状になっているよ!特殊フィルターを付けたわけでもないのに、この感じは初めてだなあ」
博士「ふぉふぉ、これがこのレンズの特徴なんじゃよ。
撮るときの条件によっては、ハイライトの部分に幾重にも光の輪を重ねた印象的な撮影ができるんじゃぞ」
U子「開放絞りがF8だから手ぶれやピント合わせには注意が必要だと思うのね」
博士「小型な分、重量も抑えられておるのがええのお。
しかもこのコニカミノルタレンズはレフレックスレンズの中で世界唯一のオートフォーカスレンズなんじゃぞ!」
太郎「こうやって考えてみると少し前のカメラやレンズも創意工夫がなされて、今に繋がる技術が沢山詰まっているんだね」
博士「うむ、そうじゃわしだって齢を重ねたとはいえ学んでもらう部分、たくさんあるぞよ!いつでもわしの事をライフタイムリスペクトしてもらってもいいんじゃよ」
太郎「その発想は無かったわ」(♪老女優は去り行く)
太郎君:デジカメと歴史学を愛する主人公。
U子:フランス生まれの帰国子女、ザンギリ頭を叩いてみれば文明開化の音がする。
カメラ博士:カメラに詳しい賢者。大人ニキビができるとへこむ。