今再びのCONTAX! Vol.36 Sonnar T*180mm F2.8 MM
180mm F2.8 1/50秒 ISO3200
皆様こんにちは!
「今再びのCONTAX」です。
今回はSonnarT*180mm F2.8 MMをご紹介します。
望遠180mmながら開放F値2.8の明るさを持つこのレンズ。
今回はα7Sとの組み合わせで撮影に行ってきました。
果たしてその実力は…。
【撮影時期が昨年の暮れでしたので、年が明けた現在と雰囲気が少し異なりますが
ご容赦くださいませ。】
180mm F2.8 1/2000秒 ISO1600
公園の池にカモが2羽仲良く泳いでいました。
距離を縮めようと近づくと気配を悟ってなのか離れていってしまうので限界ギリギリの距離まで。
ZEISSレンズならではのピント面のシャープさが感じられます。
180mm F5.6 1/800秒 ISO1600
シーズンは終わってしまいましたが紅葉の写真です。
木の枝や紅葉の浮かび上がるような描写、赤の発色がとても綺麗です。
実は…『紅葉』目的でちゃんと撮影にいったのは初めてで、加えて今回のような単焦点望遠レンズでは
【どう撮ればよいのだろう?】という不安もありましたが、
距離感をつかめてくると普段あまり親しみのなかった画角に魅力を感じることができました。
180mm F8 1/125秒 ISO1000
とにかくCONTAXレンズのリアルな質感描写には驚かされます。
α7Sとのマッチングも抜群。現行のレンズにも見劣りを感じません。
180mm F2.8 1/1000秒 ISO1000
望遠レンズならではの圧縮効果で引き締まった画面にフレーミングすることができました。
この季節ならではの冷たく乾いた空気感も伝わってくる気がします。
180mm F4 1/800秒 ISO1000
背景のボケもZEISSレンズならではの綺麗さです。
被写体が浮き出るように見える、明るいレンズの楽しさを味わうことができます。
180mm F5.6 1/800秒 ISO800
場所は変わって上野アメ横の路地で見つけたステッカーだらけの壁。
無機質な描写が、なんだか「アメ横」っぽさをより伝えてくれる気がします。
180mm F2.8 1/125秒 ISO1600
撮影時期がクリスマスだったので…。
雑貨屋さんの店頭のぬいぐるみ達もしっかり高い解像感で撮影できました。室内でしたがα7Sの高感度のおかげでブレません。
派手なインパクトのあるレンズではないですが、見たままの雰囲気を損なうことなく描写してくれるレンズ、
という印象を受けました。
ただ、先ほども少し書きましたが、撮影した画像を見ると
その時の空気感までもが蘇ってくるような落ち着いた描写はかなり魅力的です。
大きさも重さもそこそこあるレンズですが、明るい望遠レンズとしてのスペックを考えれば
気にはなりません。むしろ描写力を考えれば常備しておきたくなるレンズです。
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