【SONY】好きなものをひたすら愛でる。
誰にでも好きなモノ、愛してやまないモノが1つはあるはず。
私が好きなモノ。
それは
「スニーカー」
『なんでスニーカーが好きなの?』と問われると返答に困ってしまうのだが、
返答に困る=理由がない。理由がない=無条件な愛。
という答えに行きつく。
そんな私の愛してやまない「スニーカー」
私と同等、いやそれ以上に「スニーカー」を愛する人間は日本全国、
世界各地に存在する。
そんなスニーカー仲間たちと好きなスニーカーをただひたすらに
デジタル一眼で(カッコ良く!)撮影するというイベントを寒空の下、敢行した。
今回集まったのは私も入れて5名。
皆「馬鹿」がつくほどスニーカーへの愛は深い。
各々が履いているものを含め、今回の持ち寄ったスニーカーのフルラインナップは以下の通り。
分かる人には分かる極上のラインナップである。
その辺りはカメラにも少し通ずる部分があるのかもしれない。
分かる人には分かる。もっと知って欲しい。
双方、そんな気持ちを起こさせるアイテムであると思う。
そんなこんなで「自由」に撮影がスタート。
始める前から分かっていたことではあるが、自身の自慢の一足を
自分のカメラで撮れないという歯がゆさが生じる。
なので仲間にカッコよく撮ってもらうのだ。
今回は私が撮影した写真を掲載していく。
撮影機材は潔く
「SONY α7S ボディ ILCE-7S + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18」
のみで挑んだ。
残雪の上に君臨した「KangaROOS(カンガルース)」
日中であったが、手前と奥の明暗差なんてなんのその。
早くも高感度性能抜群なα7Sの良さを感じる。
壁面の色と合わせたピンクの「PUMA(プーマ)」
その時の空気の冷たさを表現するために、人工物を入れ込み露出も少し落とした。
一眼だからこそ撮影者のイメージを即座に反映する事ができる。スマホではこうはいかない。
キャットストリートで「asics(アシックス)」を撮る。
カラーブロッキングのセンスの良さには心惹かれる。
フットウェアデザイナーの第一人者
「ロニー・ファイグ」氏が運営するKITHでの限定販売となった一足。
植え込みの無機質さと植物のグリーンとのコントラストが映えた。
これも用いた「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」が一役買っているのだろうか。
ポツンとたたずむ「leqoc(ルコック)」トリコロールカラーが映える。
こちらもあえて露出を落とした。
色味が無い中でひっそりとたたずむ雰囲気を出したかったので
試行錯誤の上撮影した1枚。
少し引き気味で撮影したことにより履いている本人の雰囲気が出たように感じる。
石材に反射させた「New Balance(ニューバランス)」
『眠らない街』との異名を持つこの1足は青から黒へという「夜のグラデーション」が表現されている。
絶妙な色味の変化もしっかりと捉えてくれるのはSONY α7シリーズの真骨頂。
仄かに映る反射のスニーカーまでも写し出す。
ビビッドな色使いが憎い「adidas(アディダス)」。
アメリカのスニーカーブティックとのコラボレーションのこの配色。
被写体との距離はあるのだが、存在感抜群に写し出すことができた。
周囲の無機質な色味も相まってより際立つ。
陽が落ちかけてきている中で、夕陽と見まごうばかりの
オレンジが目に飛び込む。
「Nike(ナイキ)」のバスケットボール用シューズであり
“ニューヨークニックス(NEW YORK KNICKS)”のチームカラーが落とし込まれている。
ポリウレタンの素材感を表現できることはスニーカー好きとしては堪らない。
この艶こそこの一足の持ち味である。
α7Sはこうした一足一足の魅力をより引き立たせるカメラであると
撮影中に何度も思う事になる。
このクレイジーパターンで構成されている「asics(アシックス)」のスニーカーは
「HOMAGE(オマージュ)」という愛称がついている。
オマージュとは仏語で尊敬や敬意という意味。
前述の「ロニー・ファイグ」氏が2009年から2015年までに手がけた
13種類ものスニーカーのデザインを1足に落とし込んでいる。
asicsというブランドをスニーカー好きに浸透させたのはロニー氏の
活躍無くしてはなかったのではなかろうか。
そんなロニー氏への敬意、またロニー氏から我々スニーカー好きへの
敬意をひしひしと感じてしまうのは私がスニーカー馬鹿だからであろうか。
靴ひもの網目まで写っていることに後から見返して驚きを隠せないでいた。
さて、最後の一枚はこの撮影会におけるベストショット。
これぞα7Sの底力を見せられたという気がしてならない。
陽が完全に落ち、階段に設置された照明のみが光源というシチュエーション。
かなりいやらしい条件であるが、そこは高感度対応が抜群なα7Sがうなりを上げる。
ダイナミックレンジの広さにも感服してしまった。
撮影している私のテンションも上るアガル。
こうして好きなモノを撮影して愛でる会は幕を閉じる。
誰にでも好きなモノ、愛してやまないモノが1つはあるはず。
それを写真に留めることも一興です。
ニッチな内容に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
↓↓今回の撮影で使用したカメラ・レンズはこちらです。↓↓
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