【Konica】生まれ変わったレンズ① HEXANON (L) 35mm F2 シルバー
ファミリー向けの簡単なカメラとは一線を画した、高機能高性能カメラで
ハイアマチュアのみならず、プロカメラマンにも愛用された人気のカテゴリーとなりました。
搭載されたレンズも性能が高く、そのいくつかは単体のレンズとして生まれ変わったのです。
その内の1本、Konica HEXANON (L) 35mm F2 を紹介しましょう。
これは、レンズシャッター式AFカメラ Konica HEXAR (1992年)に搭載されたものでしたが
HEXAR のシャッター速度は最高 1/250秒と遅いため
せっかくの開放絞りF2での撮影が困難でした。
それも一因となり、高性能レンズの単体化への要望が高まりました。
そこでライカを代表とするレンジファインダーカメラ用交換レンズとして登場することとなったのです。
発売は1996年、限定1,000本! ライカスクリューマウント(L39)です。
外観は、絞りリングとピントリングが
ライカのビゾフレックス用のエルマー65mmF3.5に似たデザインになっていますね。
ラッパ型の黒いフード、HEXANONと刻印されたフードキャップ、
それとリアキャップ(いずれも金属製)が付属していました。
M/L変換リング併用で Leica MP に装着してみました。
コンパクトでなかなか似合っていますね。
HEXANON (L) 35mm F2をミラーレス一眼と組み合わせて、今が見ごろの紅葉を撮ってきましたのでご覧ください。
シャープでコントラストの高い描写です。
撮影地は、埼玉県の長瀞です。
今回の使用機材は、 HEXANON (L) 35mm F2 と
SONY α7 + Voigtlander VM-E クローズフォーカスアダプター + M/L変換リング です。
絞りリングとピントリングが近いので時々一緒に動かしてしまいました。
しかし、それぞれのリングのデザインが異なるので、慣れれば問題ないでしょう。
ライカとは一味違う写りの HEXANON (L) 35mm F2。
撮り比べてみてはいかがでしょうか。きっと、面白いですよ!
ご注文お待ちしております。
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