【AVENON】これは薄い!パンケーキレンズ AVENON 28mmF3.5
ライカスクリューマウント(L39)の広角レンズAVENON 28mmF3.5を紹介します。
このレンズは、アベノン光機が製造したレンズです。
そうです、設計者の名前が阿部さんなのでアベノン「AVENON」です。
AVENON 28mmF3.5は、1982年に発売されました。
前年の1981年には、ミノルタからCLEが登場し、新世代のレンジファインダーカメラとして注目されていたころですね。
このレンズの最大の特徴は、その薄さです。
レンズ先端からマウント面まで、わずか 17.4mm です!
まさにパンケーキですね。
4群6枚。最短撮影距離1m。フィルター径はφ43mmです。
マルチコーティング化やフォーカシングレバーの変更などにより幾つかのバリエーションが存在します。
上写真の左のものは、絞り羽根が10枚に増やされ円形絞りに近くなったモデル(1997年)です。
それ以前は、右のように6枚羽根で独特の形をしていました。
L/M変換リングを使いLeica M-A に取付けてみるとレンズの薄さを実感できます!
ミラーレスカメラに付け、冬の公園で実写しましたので、ご覧ください。
周辺光量が不足気味ですが、歪みはほとんど見られません。
細い枝もよく解像しています。
お散歩カメラにパンケーキレンズをお探しならお勧めの1本ですよ。
今回の使用機材は、AVENON 28mm F3.5 と
SONY α7 + Voigtlander VM-E クローズフォーカスアダプター + M/L変換リング です。
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