【SONY】α7RIII 先行展示レポート
先日ソニーより発表のあった大型の新製品「SONY α7RIII」の予約受付が本日2017年10月31日よりスタートいたしました。そして、同じく本日より全国各地のソニーストアにて先行展示が開始されたということで、前モデルである「α7RII」と大口径ズームレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM」を携えて早速銀座にあるソニーストアへと足を運びました。
11時の開店と同時に店内へ。私を含め、並んでいた方の向かう先はもちろん「α7RIII」です。
α7RIIIを試されている方や、スタッフの方に詳しい機能面についての質問をしている方が多数居たりと、発売前から注目度の高さが伺えました。
展示台には「α7RIII」と、同日発売予定の「FE24-105mm F4 G OSS」が1つずつ並んで置いてあり、真ん中には商品スペックが書かれたリーフレットが。
季節に合わせた秋らしい試写用の小道具も置いてありました。
さあ、いよいよα7RIIIとご対面です!
外観はα9からドライブモードダイヤルとフォーカスモードダイヤルを無くしたものとほぼ同一。α7RIIと比べてグリップが握りやすくなり、シャッターボタンのフィット感も向上していました。
また、最初にシャッターを切った際に気が付いたのですが、シャッター音がα7RIIともα9とも違うのです。新開発のシャッターチャージユニットによるものだとは思いますが、今までのα7シリーズの「カシャン」というゆっくりとした音と比べて「カシャ!」とキレが良く、一枚一枚の撮影により重みが感じられました。シャッター音にも何かこだわりがあるのかもしれません。
背面には、控えめに主張する「α7RIII」の刻印がキラリと輝きます。
じっくりと外観とシャッター音を楽しんでいるうちに、後ろにどんどんと列が出来てしまいました。
ちなみに、混雑時の制限時間は5分。タイマーでしっかりとスタッフの方が管理されているので、皆さん平等にα7RIIIを体験することが出来ます。
背面ボタンも非常に操作しやすく、特にコントロールホイールはα7RIIよりも更にしっかりとした操作感で、とっさの設定変更でも確実なセッティングができると感じました。
新搭載のマルチセレクターはピント拡大中に操作することでより綿密なピント合わせを可能としてくれる優れもの。
カードスロットも待望のデュアルスロットに。更にはタッチパネルも搭載。また、新たにRAW+JPEG記録時にJPEGの画質が変更できるようになったのも嬉しいポイントです。(従来はファイン固定だったところ、エクストラファイン/ファイン/スタンダードが選べるようになりました。)
α6500、α9で好評だったチルト時のアイセンサー無効機能ももちろん付いています。
個人的にこの進化が一番嬉しかったです。上の写真のようにぐっと体に近づけても、モニターの表示が消えてしまうことはありません。
そして、もう1つ特筆すべき点としては「Aマウントレンズ装着時も瞳AFに対応する」ということ。残念ながらソニーストアではAマウントレンズを装着して試すことは出来ませんでしたが、その情報だけでも心が躍るというもの。Eマウントユーザーを増やしつつも、Aマウントユーザーの要望もしっかりとカバーしてくれる。ソニーが支持される所以を感じました。
また、女性が持ってもフィットするこのサイズ感に改めて感動しました。重量を調べてみたところ、α9、α7RII、α7RIIIの中でα7RIIIが一番軽量だということに気付き驚きました。(※いずれもバッテリー無しの場合)
α9とα7RIIそれぞれの良いところを踏襲しつつ、価格をここまで抑えるだけでなく重量まで抑えてしまうとは…。恐れ入ります。
α7RIIIの隣には、同じく新製品である「FE24-105mm F4 G OSS」が並んでいました。
広角~望遠域をカバーしてくれるオールマイティなレンズ。F4通しと使いやすく、Gレンズのため画質も申し分なし。想像以上にコンパクトなのもうれしい誤算でした。
AFは非常に早く、狙った被写体を逃がしません。少し触ってみただけでもその優秀さが十分に感じられました。
出てくる画もさすがGレンズといったところ。コントラストが高く、クリアな描写が印象的です。
これから長くEマウントユーザーに愛されていくレンズとなることでしょう。
ソニーストア銀座での体験レポートをお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
α7RIIを使用している時に感じる「これがあったら良いのに」が解消されていることが感じられる、非常に完成度の高い1台でした。今から発売日が待ち遠しいです!
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