【Leica】はじめてのライカ
ついに念願のライカデビューを果たしました。
数あるライカのカメラの中から選んだのは、
王道の中の王道、M3です。
早速試写をご覧ください。
カラーネガ(ISO400)を使用し、
レンズはCanon (L)50mm F1.2です。
道頓堀川にて。
M3のファインダーは大きく、見やすく、非常に快適です。
川沿いに雑居ビルが立ち並ぶ景色は雑多で趣があります。
一眼レフに比べシャッター音がとても静かなので、
街中でスナップ撮影をするには丁度いいです。
続いて大阪港。
青地に黄色い文字を見ると、
某大型家具量販店を思い出してしまいます。
露出計はVoigtlander VCメーターIIを使用していますが、
明暗差のあるシーンでの撮影は露出設定が難しいです。
大阪と言えばたこ焼きです。
うっかりたこ焼きの写真を撮るのを忘れていました・・・。
ところ変わって新宿へ
西日を受けるタワーの陰影が良い感じです。
この階調の豊かさはフィルム撮影の特徴でしょう。
普段見慣れた風景も、ファインダーを通すと輝いて見えます。
上がってきた写真を見てガッカリするのもフィルムカメラならでは・・・。
新宿から代々木へ向かいます。
代々木初上陸です。
新宿から近くてビックリしました。
自分の家から最寄り駅までより、
よほど近いので複雑な気持ちです。
窓枠を利用した構図です。
枠を活かそうとし過ぎて不自然になりました。
レンジファインダーカメラのファインダーは
実際に写る範囲とは違うものを見るので、視差が生じます。
そこを考えながら撮影するのも面白いものです。
レンジファインダーカメラは、一眼レフカメラと違い、
シャッターを切った際にミラーが動きません。
その為、シャッターのショックが非常に少ないので手ブレも気にならず
いつもより遅いシャッターを切ることができました。
シャッターを切った際にミラーが動かないので、ファインダーもブラックアウトしません。
視差はありますが、より肉眼に近い見え具合で、
空間をそのまま切り取るような感覚を覚えます。
いかがでしたでしょうか。
M3の魅力は様々ありますが、私が特に感じたのはシャッターの感触です。
シャッターの感触の良さは他に代え難いものがあります。
一度この感触を知ってしまうと、
他のカメラには戻れなくなるほどの魅力があります。
後のM4,M6といったカメラと比較すると
ファインダー内では50/90/135mmの3種類しか画角が確認できなかったり、
フィルムの装填時にスプールを抜き取らないといけなかったり、
初期モデルだとフィルム巻上げ時に2回巻きあげないといけなかったり、
慣れるまでは少し大変さを感じる事もあるかもしれません。
しかし、そこがM3の可愛いところでもあり、愛着がわくポイントです。
50mmより狭い画角しか確認できないファインダーは、その分倍率が高いので
歴代M型モデルの中でも特にピント合わせがしやすく
フィルムの装填や巻上げの所作も「写真を撮ってる」という感覚を強く感じる事ができます。
M3はM型のファーストモデルでありながらカメラの完成形のひとつだと感じました。
初めてのライカにM3はとてもオススメです!
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応募条件はただひとつ!「ライカ社製カメラ」で撮影している写真であること。
デジタルは勿論、フィルムスキャンの作品も応募可能です。
「ライカで撮る」をテーマに皆様からのご応募お待ちしております!