【Leica】ライカと行く長野旅行 Part.2
さて、【Leica】ライカと行く長野旅行 Part.1に引き続き、使用機材は
『SONY α7II』と『Leica ズミルックス M35mm F1.4 ASPH.』。
間にフォクトレンダーのクローズフォーカスアダプターを介しての撮影になります。
Part.1では昼間の写真がメインでしたが、今回は夕方~夜の撮影がメイン。
そして、人生で初めて挑戦した星空写真をご紹介いたします!
冒頭の写真は、日が落ちる少し前の写真。
電波塔と建物の隙間から零れる強い日の光がとても美しいです。
この日宿泊したのは、標高2000m以上もある山の上。
夕焼けを見に外へ出たは良いものの、あまりの寒さにホテルへとんぼ返り…。
ホテルのフロントではウェルカムワインが配られていたので、私たちもありがたくあやかることに。
本レンズの最短撮影距離は70cmと少々長めですが、
クローズフォーカスアダプターのおかげでぐっと被写体に寄ることが出来ました。
ライカのレンズは最短が長いレンズが多いので、このアダプターにはいつも助けられています。
その後、お部屋でお食事をいただいて、いよいよお目当てであるナイトツアーへと向かいます!
道中、大量の野生のシカに遭遇する面白いイベントがありつつも、
ホテルが出してくれたバスで無事目的地へと到着。
…そしてこれが、私が初めて撮影した星空写真です!
絞りは開放、シャッタースピードは10秒ほど。
まだまだ課題はたくさんあるにせよ、きちんと星空が写っていたことにまず満足。
途中、何度か流れ星を見ることも出来ました。
ちなみに、使用した三脚はManfrottoのbefreeシリーズです。
1.4kgと軽いだけでなく、耐荷重4kgを誇るトラベル三脚。
使い勝手の割にお値段もそれほど高くなく、更におしゃれなケースまで付いています!
旅行の荷物はコンパクトに収めたい…という方にはぜひおすすめしたい三脚です。
高原にぽつんと佇むホテルを真ん中に据え、もう1枚。
ホテルの明かりを受けて美しい青のグラデーションが出来ました。
…しかし、なんといっても寒い!笑
星空撮影に必要なものは、機材はもちろん防寒が最重要なのかもしれない…と感じた夜でした。
翌朝。時刻はなんと朝の4時半!
星空撮影の次は、日の出撮影をするために朝早くから外で待機します。
ご覧の通り、日の出を見ようとする方々でテラスはいっぱい。
太陽が顔を出すと共に、周りからは歓声が。
雲一つない晴天も良いですが、私は断然雲のある空の方が好きです。
雲の形、影、そして太陽に照らされて変わる雲の表情。
そのすべてがとても美しくて、こんなに美しい景色があるのか…と感動してしまいました。
こちらは先ほどの写真から数十分後の空。
日が完全に顔を出し、空の色もがらっと変わりました。
奥の方の山々も、日に照らされてその形がよりはっきりと見えるようになりました。
お昼前にはすっかり雲が無くなってしまい、この通り。
名残惜しさを感じつつも、一晩お世話になったホテルを後にします…。
帰りの道中で、ふらりと立ち寄った諏訪湖。
さらさらと揺れる柳の木が良い感じです。
1日目は生憎の雨でしたが、2日目・3日目はお天気に恵まれた良い旅でした。
そして、この旅の写真を改めて見返してみて、
やっぱりライカのレンズは良いな…としみじみと思いました。
マニュアルフォーカスゆえにとっさのシャッターチャンスを逃してしまうこともありましたが、
それでもやはり、じっくりとリングを回してピントを合わせている時間は何物にも代えがたいものがあります。
今年ももう残すところ約1週間。
Part.1でも書きましたが、今年は本当に色々なところに行きました。
来年の目標は、海外旅行に行くことです!
その際には、またライカのレンズと一緒に出掛けたいものです。