【Voigtlander】夜を彷徨う。 NOKTON 50mm F1.1 VM
待ち合わせは新宿駅、約束までにはたっぷりと時間がある。
カバンの中には「SONY α7II」と「Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 VM」が入っている。
辺りはすっかり暗くなり、ふらりふらりと西新宿の街を歩き始めた。
こっちみてます
視線を感じて横に目を向けると二つの眼がコチラを見ている。彼の仕事は、自転車の監視のはずなのだが、どうも自転車は眼中に無いようである。
曲がってます
直線道路の筈なのに、白線が微妙に曲がっている。人の手を感じさせる線を見ていると、無機質な直線が一気にぬくもりのある線に見えてくる。
脚立の持ち主は
お酒のイベントの準備なのだろうか。脚立とコーンが綺麗に並べられている。ただ、この三つの脚立、1人で運んだのだろうか。両肩に一脚づつ、あとの一脚は両手に持ってと、そうするとコーンは頭の上に並べて…。想像するとちょっとした曲芸の様だ。
ライダーは何をみるのか
信号待ちのスクーターのライダーは、何かに気が付いたらしい。視界を確保するために首を横に向けながら何かを見ている。光の残像を見ると気になるバイクがすれ違ったのかもしれない。
時計を見ると待ち合わせの時間が迫っていた。ファインダー越しに過ごす時間はあっという間らしい。慌てて駅に向かった。
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