SUPER GT を撮ろう。今シーズンまもなくスタート!!
SUPER GTとは、主に国内のサーキットで行われていて、
前身が全日本GT選手権(JGTC)として開催されていた自動車レースで、
2005年からFIA公認の国際シリーズとなった自動車レースです。
GT500クラスとGT300クラスという異なる2つのクラスの車両が同一コースを混走するという方式で,
両クラスの速度差から徐々に混走状態となり、
コースの所々で抜きつ抜かれつの争いが展開になる為、
観客にはより楽しめるエキサイティングな場面が増え、
コースサイドではその迫力のレースを撮ろうと多くのアマチュアカメラマンが集まります。
また、国内外で行われる計8戦のレースは会場や季節が変わることで、
撮影のバリエーションも豊富な事がオススメです。
筆者は2016年シーズン、近隣の富士スピードウェイから遠方のチャーンインターナショナルサーキットに至るまでの、
全戦の撮影を経て様々な場面に遭遇しました。
今回はそんなSUPER GTのレースで撮影した写真を紹介します。
レースを撮影している方や、これからレースを撮影する方の参考になれば幸いです。
レース撮影において基本になってくる使用レンズは超望遠レンズ。
筆者は1シーズンの撮影で、
EF400mm F2.8L IS Ⅱ USM、EF500mm F4L IS Ⅱ USM、EF600mm F4L IS Ⅱ USMを使用。
撮影当時のボディ構成ではメイン機にEOS-1D X MarkⅡ、サブ機もEOS-1D X MarkⅡを使用、
そしてAPS-Cの1.6倍を利用した距離を稼ぐ為のEOS7D MarkⅡを含めた計3台を会場に運んでいました。
メイン機とサブ機を同じカメラにしておくと操作系に迷いがなくタイムロスが無くなります。
※画像にカーソルを置くと使用レンズが分かります。
フェンスの金網は大口径レンズだとこの様に抜けます。
次に良く使用するレンズが望遠ズームレンズ。
コースとの距離が近いところではサブ機にEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMを携えて撮影をします。
そしてグリッド撮影やピット内の撮影で重要になってくるのが標準ズームレンズ。
EF24-70mm F2.8L Ⅱ USMです。
ここは明るさを重視しなければ、EF24-70mm F4L IS USMやEF24-105mm F4L IS Ⅱ USMも良い候補かと思います。
筆者の愛車はミシュラン製のタイヤ、MICHELIN PILOT SPORT 4Sを履いてるので、
ピット裏でミシュラン製のタイヤを見つけると興奮を覚えます。
レースは走行がメインですが、
舞台裏のピットの設営やグリットウォーク、華やかなレースクイーンも写真に収めておきたいところです。
いかがでしたでしょうか。ブログでは伝えきれない現場の雰囲気や撮影手法、そんなものを沢山得てきましたので、
気になる読者の方はマップカメラ店頭の、本館4階にいらしてください。レンズ選びのアドバイスも致します。
レース写真初心者の方も大歓迎です。
2018年、今シーズンは、4/7-8に岡山国際サーキットで行われる第一戦を歯切りに国内外7箇所、
計8戦が予定されています。詳しくは「SUPER GT」で検索。
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超望遠レンズは数々の選択肢がありますが、
実際に一番使いやすかったのはEF500mm F4L IS Ⅱ USM(ゴーヨン)です。
ヨンニッパやロクヨンに比べると軽く、携行性に優れている点がオススメです。
また、サーキットにおいて一番キマる画角も500mmだと、筆者は思います。
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