【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】今年も千葉にSLがやってきた!
今年も春の千葉県観光キャンペーンが始まりました。
JR東日本では「おいでよ房総 春!発見」と題して今年も多くのイベント列車の企画が用意されています。
その第1弾として1月25日から27日の3日間、昨年17年ぶりの運転で話題となったSL(D51型蒸気機関車、通称デゴイチ)の運転が今年も実施されます。
残念なことに、運転日の3日間は都合がつかなかったので、一足先に試運転の様子を見学してきました。
今回運転されるのは房総半島の最南端にあたる館山(内房線)〜勝浦(外房線)間。
昨年同様、折り返し時に機関車の方向転換が出来ない為、館山発勝浦行きの列車はDE10型ディーゼル機関車がSLを逆向きに引っ張り、帰りの勝浦発館山行き列車をSLが牽引することになります。
館山駅の車庫から逆向きに引っ張られたSLイベント列車が館山駅に入線。
(館山駅にて)使用機材:Nikon D200+AF-SED80-200mmF2.8D
1年ぶりに千葉に戻ってきたD51は昨年と異なりナンバープレートの色が赤くなっていました。
運転席脇の所属プレートは旧千葉機関区を表す「千」の文字が(写真下左)。
また、連結された12系客車の窓には「今年も夢を運びます」と書かれており(写真下右)早くも来年も?と期待してしまいます。
(館山駅にて)使用機材:Nikon D200+TAMRON AF17-50mmF2.8XR Di II
あいにくの悪天候となりましたが、本番と同じダイヤで試運転が開始されました。
まずはディーゼル機関車を先頭に「快速DL南房総号」として勝浦へ向かいます。
(安房鴨川〜安房天津間にて)使用機材:Nikon D200+TAMRON AF17-50mmF2.8XR Di II
そして折り返しはディーゼル機関車を切り離し、D51型蒸気機関車の力強い走りが披露されました。
本番は「快速SL南房総号」としてヘッドマークを付けて走ります。当日見れないのがとても残念です。
(和田浦~南三原にて)使用機材:Nikon D200+AF-SED80-200mmF2.8D
房総半島の最南端、南房総市は温暖な気候から都心より1〜2ヶ月春が早く来る町として花栽培が有名な町。
実際、和田浦駅の花壇には早くも菜の花が綺麗に咲いていたのですが、訪れた試運転初日(18日)はこの冬一番の冷え込みで、列車を待っている間に雪も降り出す始末。震えながらシャッターを切りました。
これから見学される方は、防寒対策をしっかりしてお出かけすることをおすすめします。