【マップカメラ情報】嗚呼、懐かしのコンパクトデジタルカメラをいま一度!-第2夜-
時代と共に駆け抜けるデジタルカメラの新製品の数々。
フィルムカメラに比べるとまだまだ歴史は浅いものですが、
埋もれていた名機が数々あるのもコンパクトデジタルカメラ。
このコーナーではそんな1台を次々とご紹介いたします。
今回取り上げるのは「Kodak V570」です。
群雄割拠のデジタルカメラが登場する中、
各メーカー知恵を絞ったのはそのカメラ独自の個性。
肩を並べる同製品の中でも個性が光っていたのがV570です。
最大の特徴は上下に並んだ2つのレンズ、これもひとつの二眼スタイル(!?)。
標準と望遠のレンズが各々内蔵されており、
切り替えによって異なる画角を楽しむ事ができる掟破りの遊びが楽しめるのが魅力です。
超広角で撮影が可能な分、歪みも発生してしまう弊害がありますが、
カメラ内に湾曲補正のソフトを内蔵し、ある程度は対応できるよう工夫されているのがにくい所。
また、複数の撮影した画像を自動的につなぎ合わせて、
最大画角180°までのパノラマ画像をカメラ内で合成する事も可能です。
見渡す限りの風景写真を贅沢に撮りたい時や、
集合写真を横長スペースで撮ってみたりと撮影のアイデアが更に膨らむ機能です。
ポケットサイズでレンズの繰り出しもなく、
気軽な街中スナップには今でも十分活躍しそうな一台です。
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