【タイムズフォト】蒼い空の下で “最終章”
何度想い返しても 心に描かれるのは あたたかくて 優しさに満ち溢れた 君の笑顔だった
広大な宇宙にポツンと浮かぶ地球の小さな街で 桜の咲く季節に僕らは出逢った
お互いのことを何も知らなかったけど 少しずつ一緒に過ごす時間が増え 僕らは手を取り合った
一歩ずつ 一歩ずつ前へ進み 互いに支え合い さらに前へ進んだ そう、僕らは「夢」を追っていたよね
やがて其々の道に進み 其々の場所で走り 遥か先にある「夢」を追いかけていたんだよね
でも僕はある時 自分の力に限界を感じ 走るのをやめた それでも君は走り続けていたよね
僕が新しい道を選んだことを 君は笑顔で受け入れてくれたよね 君に逢えて本当に良かったと思った
君はさらに走り続けたよね それまで以上に頑張っていたよね 僕も君を心から応援していたんだよ それなのに・・・
ある日この世界から 君の声が消えてしまったんだ
僕は叫んだ 何度も君の名を叫び 走った 走って走って 君を探した でも君はもう 何処にもいなかった・・・
僕は君の後に生まれてきた だから君のいない世界を生きたことが無かった でも今は 君のいない世界にいる
君のいない世界で 君のために 何かできることを探そうと思った それが今を生きる僕の使命だと思ったから
君のおかげで今の僕がいるんだ 君に逢えて本当に良かった 「ありがとう」以外に言葉が見つからない
いつの日か 生まれ変わっても また君と逢いたい どんなに離れていても いつかきっと逢いにゆくよ
この蒼い空の下で 僕は今日も空を見上げながら今日も歩く 君の想いを心にのせて どこまでも どこまでも
いつか いつの日かきっと また逢おうね どこにいても どんなに遠くにいても きっと きっと・・・
ねぇ 君は其処にいるのかな?
君の声を聞くことはできないけれど・・・
逢いにゆくよ いつか いつかきっと・・・
カメラを持って 逢いにゆくよ
“蒼い空の下で” 完
I dedicate this poetry to my best friend.
by sora
※撮影データ
使用機材:Panasonic LUMIX DMC-FX33
カラーモード:標準
AWB:晴天
ISO:AUTO