【Photo Movie】Canon PowerShot G7
【進化のモダンデザイン Canon PowerShot G7】
Canon PowerShot G7は、2006年に登場したキヤノンのコンパクトデジタルカメラPowerShotのハイエンド機種として、高画質、高機能を追求した「PowerShot G」シリーズです。今回は、その歴史を振り返りながらGシリーズの6代目となるG7の魅力について語っていきますので、最後までゆっくりとお付き合いください。常に進化を続けるキヤノン「PowerShot G」シリーズは「作品が撮れるコンパクトカメラ」として注目を集めます。
2000年に初代となるPowerShot G1が登場、作品が撮れるコンパクトカメラとして注目され大口径レンズやRAWモード、EOSと共通のスピードライトが装着できるのも特徴でした。2001年になると後継機のPowerShot G2、2002年にはPowerShot G3、500万画素になった2003年のG5、2004年のG6を経て、6代目となるG7でついに1000万画素CCDが搭載され、デジタルカメラの1000万画素時代に突入します。
また映像エンジン「DIGIC III」や、Gシリーズ初となる手ブレ補正機構を採用した35-210mm相当の光学6倍ズームレンズなど、大きくスペックアップをして、カメラらしい操作が楽しめるコントローラーホイールを装備したG7は大ヒットモデルとして、Gシリーズと言えばこの形を連想するくらいの「礎を築いた」モデルです。
クラシックカメラらしいG7のデザインは、キヤノン自身が「クラシックとデジタルが融合したモダンデザイン」と言うとおり、ちょっとクラシックカメラのテイストが盛り込まれた造形になっています。外装素材はもちろん金属製で、ボタン類はアルミ削りだしのパーツを使用するなど、操作部材に対する手触りや高級感の演出も秀逸な出来であると感じます。
基本的な操作系はダイヤルやボタン主体ということもあり、決して複雑ではありません。大きさの問題で、一眼レフを常に携帯するのは難しいという人やコンパクト機であっても可能な限り高画質を求める人には最適の1台として発売以来人気沸騰でした。
現在のGシリーズは主にG1 X Mark III、G5 X Mark II、G7 X Mark II、G7 X Mark III、G9 X Mark IIの5モデルを中心に展開、それぞれに特色あるモデルをラインナップ。やや大柄でも高画質を追求したモデルから高画質と小型軽量を両立させたモデルまで、自分の撮影スタイルに合った機種が選択できます。
『キレイを実現する、キヤノンテクノロジー』として、暗いところでノイズを抑える『高精細CMOSセンサー』、高屈折率を実現する『キヤノンレンズ』、進化を続ける『光学手ブレ補正』、独自開発の映像エンジン『DIGIC』などキヤノンが培ってきたこだわりが凝縮されたモデル「Gシリーズ」の進化はこれからも続くことでしょう。
【Canon PowerShot G7 Movie】
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