・カメラは装着できるレンズが決まっている。
写真を撮る時に必要になるのがカメラボディとレンズ。
レンズ交換式カメラの場合、レンズがなければ写真を撮ることができません。
カメラによって装着することができるレンズは決まっています。
フランジバックなど他にも要素は色々ありますが、まずはマウントについて。
マウントはレンズ固定部のことを言い、それぞれのカメラはこの取り付け部の径が決まっています。
そのため、同じマウントのものでなければ装着することが出来ないのです
しかし、特定のレンズを使いたいという時、持っているレンズを使い回したい時などが生じてくるかもしれません。
その時に、活躍してくれるのが”マウントアダプター“なのです。
今回ご紹介するのは、EF-EOSRマウントアダプターシリーズ。
EFマウント(Canonの一眼レフカメラ用マウント)のレンズを
RFマウント(Canonのフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ用マウント)のボディに
装着するためのものでCanonから4種類出ております。
【Canon】 R STYLE ~マウントアダプター EF-EOS R~
【Canon】 R STYLE ~コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R~ ←本記事
【Canon】 R STYLE ~ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A付~
【Canon】 R STYLE ~ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付~ ←coming soon
【Canon】 R STYLE ~他社製品 EOS Rシリーズとの互換性~ ←coming soon
この記事では「コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R」をご紹介します。
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EOS Rと同時発売となったコントロールリング付きのEFレンズ-RFボディ用のマウントアダプター。
コントロールリングとはRFレンズに搭載されている、ユーザーの任意の設定を割り振ることが出来るリングのことです。
(写真はRF50mm F1.2 L USM)
実際に装着してみるとこのような感じに。
コントロールリングのないマウントアダプター同様に、非常に小型となっています。
それでは、コントロールリングの設定から(EOS Rの場合)。
Menyボタンから設定画面に入り、カスタムの「Fn4」から「ダイヤルカスタマイズ」を選択。
コントローリングの設定へと移ります。
この設定は、マウントアダプターを介さないコントロールリング付きのRFレンズでも同様の設定になります。
設定できる設定は下記の通り。
「Av値変更」(絞り)
「Tv値変更」(シャッタースピード)
「ISO感度設定」
「露出補正」
あるいは、「測光するボタンを押しながら」上記の設定ができるモードの10タイプ。
設定すると下記のようにコントローリングを回すと、設定した値が変化します(下記はAv値変更に設定)。
EF70-200mm F2.8L IS II USM に 1.4 倍のエクステンダーを装着した状態でも、問題なく使用できます。
アダプターを使用する分、長くなりますので 重心が変わりやや持ちづらくなります。
撮影情報もしっかり記録されます。 (写真上のデータ:撮影データから自動打ち込み)
写りを追求したレンズが多い RF レンズ群。
レンズ種類の多い EF レンズを使うことで撮影の幅は大きく広がります。
ぜひ RF マウントのカメラと一緒にご検討ください。
仕様
・前側マウント仕様
キヤノン EF マウント(EF レンズを装着)
・後側マウント仕様
キヤノン RF マウント
・使用可能レンズ
EF レンズシリーズ (EF-M レンズ、CN-E レンズ[EF シネマレンズ]は除く)
・本体寸法
φ71.2×24mm
・質量
約 110g(本体のみ)
・防塵・防滴
対応
・三脚座
なし