【OLYMPUS】OM-D E-M5 Mark IIIで雨上がりさんぽ
本日ご紹介するMapTimesで使用した機材はこちら
『OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M5 Mark III ボディ ブラック』
『OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II ブラック』
連日ぐずついた天気が続くある日、前日の夜から降り続いた雨がお昼過ぎに急に止みました。
とはいえ残念ながらこの時間から洗濯は無理です。
せっかくだから雨上がりのお散歩でも洒落込もうかと思い立つと同時に支度をはじめました。
目的地は子どもの頃よくお世話になった、歩いていける距離にある自然公園。
季節柄か勢いを増した緑に雨の雫がついて生き生きとしています。
街中は蒸し暑かったのですが、木々の間の道は肌寒く感じるほどでした。
蝉の鳴き声を聴きながら小道を通り抜けて見えてきたのは水車です。
それなりの大きさなのですが幼い頃はもっととてつもなく大きく感じていた気がします。
苔むした水車と石垣をあえて明るい印象に撮影してみました。
使用したのはアートフィルターの【ライトトーン】です。
束の間の太陽を感じたのかあちらこちらで蝶やトンボを見かけました。
風に揺れる花にとまった蝶がいたのでカメラを構えます。
ゆらゆら揺れていましたが「121点オールクロス像面位相差AF」を搭載しているので素早くピントが合います。
使用しているのはいわゆるキットレンズですが、望遠側で撮影すれば背景も大きくボケてくれます。
それでいて繊細な触覚の先まで綺麗に描写してくれました。
今度は素早く飛び回るトンボを発見。
子どもの頃は網を片手に追いかけていましたが、長じてからカメラを片手に追いかけるとは思いませんでした。
目まぐるしく動き回っていましたが、葉の先にとまってくれた瞬間を狙います。
ふと黄色い影を草の中に見つけました。
思い切りズームして探してみると大きな蜂が。しかも撮ってから気付きましたが捕食中です。
換算300mmものズームレンズだからこそ遠くから狙えましたが危ないのでおすすめしません。
蜂の硬そうな翅やツルツルした胴体、雨上がりの雫の透明感が伝わってきます。
小一時間ほど歩き回った帰り道。
ふと足元に目をやるときのこが生えていました。
雨上がりの木陰のしっとり感ときのこの組み合わせをアートフィルター【ポップアート】を使用して撮影してみます。
濡れた緑の葉とボケながらも艶を感じる枝、くらげかはたまたお菓子のようなきのこ。
可愛らしくもあやしい雰囲気に撮れています。
晴れたとはいえすぐに泣き出してしまいそうな曇天でしたが防塵防滴のカメラなので安心して撮影に臨めました。
次回があれば日焼け予防や虫よけ対策を万全にして向かおうと思います。