Panasonic LUMIX DC-S1R + LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
パナソニックのフルサイズ機
『LUMIX DC-S1/S1R』の発売から早一年半。
何かのきっかけ、節目に持ち出していた『LUMIX DC-S1R』の写真を見返しながら
やっぱり良いなぁと思ったので今回ご紹介させていただきます。
Panasonic LUMIX DC-S1R + LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
Panasonic LUMIX DC-S1R + LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
まず思ったのが「発色がいい」です。
現像ソフトで補正をしたりもしますが、出てくる色はナチュラル寄りでかつ色が活きている感じがします。
少し押し込むだけで切れる「フェザーシャッター」も使っていて心地が良く、タッチパネルの感度も良好です。
肩がけをしているとたまに勝手にAFポイントが変わっていることもあるのでその点が気になる方はタッチパネルはオフの方が良いかもしれません。
Panasonic LUMIX DC-S1R + SIGMA Art 35mm F1.2 DG DN
かなり強めな逆光に対して撮影。
レンズ性能の素晴らしさも組み合わった結果ですが、ハイライト側もギリギリまで粘ってくれている感じがします。
Panasonic LUMIX DC-S1R + SIGMA Art 35mm F1.2 DG DN
Panasonic LUMIX DC-S1R + SIGMA Art 35mm F1.2 DG DN
先ほどの写真が限界に挑んだパターンであれば、この二枚は純粋な解像力。
ここまで精細な画を見せつけられると、どうしても気になってしまいます。
このカメラを肩にかけて持っているとお店で声をかけられることがとても多いです。
ポジティブに言うなら、カメラとしての”風格”があるということなのだと思います。
Panasonic LUMIX DC-S1R + SIGMA MC-21 + Canon EF135mm F2L USM
実はこちら、マウントアダプターでキャノンの『EF135mm F2L USM 』を装着していて
現代の高解像力レンズとはまた違う、開放の写りの雰囲気が気に入っています。
ちなみにAFの動作は当時はあまり快適ではなく、マニュアルフォーカスで撮影しています。
ファインダーの画素数が約576万画素もあるので、マニュアルフォーカスもとてもやりやすいのです。
Panasonic LUMIX DC-S1R + Canon EF135mm F2L USM
ちなみにフィルムライクなプリセットを当てています。
感覚的に高画素機は現像の重めな処理も耐えてくれるというメリットがある気がしています。
Panasonic LUMIX DC-S1R + Canon EF135mm F2L USM
夜間やISO感度を上げなくてはいけない環境下では『LUMIX DC-S1』の方が
ノイズ処理などに関しても良いのかな、と思ったりもするのですが高解像が映える被写体を見つけたとき、
クロップ、トリミングを活用したいときはやはり『LUMIX DC-S1R』の方がいいのかな、と思っています。
良いカメラです。『LUMIX DC-S1R』