Motorsports photo #9 【Nikon D6】
「久しぶりのMotorsports」
約10ヶ月ぶりのモータースポーツ観戦。
本当に久しぶりすぎて、写真を撮ることを忘れ、ついついレースを見入ってしまいました。
さて久しぶりの観戦になりますが、今回のコンディションはウェット。
ドライの時間もありましたが、天候は不安定。
エントリーしているチーム・ドライバーは勿論ですが、写真を撮っている我々もなかなか大変なレースとなりました。
今回は「SUPER TEC 24時間レース」を撮影いたしました。
ここ数年、筆者はミラーレスカメラ主体でモータースポーツを撮影しておりましたが、今回の機材はNikonフラッグシップD6にAF-S NIKKOR 400mm F2.8E FL ED VR、そしてTELECONVERTER TC-20E IIIの組み合わせです。
EVF(電子ビューファインダー)に慣れてしまった筆者、果たしてうまくOVF(光学ファインダー)で撮影できるのか不安でしたが…
そんな不安は、シャッターを切った瞬間消えていきました。
何も気にする必要がないくらいファインダーは素晴らしく、とてもクリアでした。
またミラーレスとは違い、写真を「バシバシ撮っている」と感じ、とても楽しい気持ちになりました。
では撮影した写真をご覧ください。
絞り:F16 / シャッタースピード:1/100 / ISO:200
絞り:F16 / シャッタースピード:1/100 / ISO:200
今回はAF-S NIKKOR 400mm F2.8E FL ED VRに2倍のテレコンバーター(TC-20E III)を使用しているので、焦点距離は800mmでの撮影です。
2倍のテレコンバーターを入れ、このシャッタースピードでここまで捉えられていれば満足。
徐々にシャッタースピードを遅くし撮影をしていきます。
絞り:F16 / シャッタースピード:1/40 / ISO:200
やはりテレコンが影響してか1/100以下になってくると、露骨にピントの食いつきが悪くなってまいります。
ある程度ピントは合うのですが、細かく見ていくと少しあまい感じがします。
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50 / ISO:100
今回の撮影したコーナーと機材の組み合わせでは、シャッタースピードは1/50が筆者には楽しく撮影できました。
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50 / ISO:100
だんだん、2倍のテレコンバーターの扱いと1/100以下のシャッタースピードに慣れてきたところではありますが、雨の量も増え撮影するのが大変になってまいりました。
日も暮れ始め、ヘッドライトやブレーキが赤くなるのが映える時間になってきますが、今回は撮影を終えました。
「やっぱりNikonの一桁機」
久しぶりにNikonのフラッグシップでモータースポーツを撮影しましたが、簡単に写真が撮れることにまず感動しました。
Nikon Zを使い、試行錯誤しながら撮影するのも楽しいですが、これだけスムーズに撮れるのもやはり魅力。
そしてNikonユーザーなら気になるであろう、D5との違い。
D6はD5と全く違うフィーリングでした。
決してD5の動作が鈍いわけではありません。
あの爆速だと感じていた機種よりも、はるかに良く感じるのです。
シャッターのキレが良いのでしょうか。カタログ値ではわからない、進化を感じ取れました。
やはりレフ機で写真を撮るのは楽しい。
次回の撮影もまたレフ機で挑みたいと思います。
~【サーキット撮影のすヽめ】#1「撮影環境編」~
サーキット撮影をしていると「どんな機材でどんな場所から撮るのがいいのか」など、たくさん疑問が出てきます。
そのようなお悩みに少しでもお力になれればと思います。(かく言う筆者も悩み続けております。)
#1は筆者が普段、どのような場所から撮影しているのかご紹介させていただきます。
筆者はこのコーナーが好きでよく撮影をしております。
基本的には上記写真の星印あたりから矢印のコーナーを撮影しております。ご覧いただいてわかる通りフェンスが2枚あります。
そのため、明るい単焦点レンズを使用し、フェンスが写りこまないように撮影しております。
実際の写真がこちら↓
絞り:F9 / シャッタースピード:1/800 / ISO:400(AF-S NIKKOR 400mm F2.8E FL ED VR + TELECONVERTER TC-20E III )
このコーナーですと600mm~700mmほどあると快適に撮影が楽しめます!
是非お気に入りのコーナーを見つけて楽しく撮影してみてください!