【秋、色撮りどり】未だ来ぬ秋風に手を振って
今年の夏は尾を引き摺り、中々歩を進めませんでした。
6月頭から21℃を示したままのエアコンは、早く休ませてくれと駄々をこねます。
彼に暇を与えるのは、どうやらもう少し先になりそう。早く秋風、吹かないでしょうか。
ほんの少し気が早いかもしれませんが、本日は一足先に秋が感じられる写真を集めました。
千葉県の九十九里平野中央に位置する、成東・東金食虫植物群落で撮影した河原撫子です。
花言葉は「純粋な愛」。性質は強靭で、割かし簡単に育てられます。水やりさえすれば咲くと言っても過言ではなく、株が勢いづきやすいので殖やすことも容易。
その気になれば、自宅の周りを河原撫子で埋め尽くすこともできます。
こちらはいすみ鉄道のムーミン列車です。
昨年惜しまれつつも姿を消してしまいました。
春には菜の花、秋には黄金色の稲穂とツーショットが楽しめ、たくさんの人々に愛されていました。
いつか乗ってみたいと思いつつ、ついぞ最後まで縁が無かったことが悔やまれてなりません。
実家からほど近い漁港です。
決して綺麗ではなかったのに、なぜかふと行きたくなる海。
写真を始めて間もないころ、見よう見まねで撮りました。
本格的な秋の到来はまだしばらく先になりそうで、それが楽しみでもあり、もどかしくもあり…。
炭酸のプルタブをカパッと開け、お気に入りの小説を読みながら、今年も待ちたいと思います。
一番好きな季節を。