【Nikon】D850に衣替え
秋を感じるようになって街の風景も少しずつ変化してきました。私はNikon D800を使っていますが今でもこのカメラを気に入っています。ですが秋ということでカメラの衣替えをちょっと検討してみよう思い、会社からNikon D850をお借りして写真を撮ってみました。高画素機を気に入ってしまうと次のカメラを考える時も高画素機を選んでしまうのは自然の流れかもしれません。
D850+AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR
D800を初めて使った時も高画素機ならではのキメ細かい描写に驚いたものですがこのD850も凄いですね。植物の艶やかな部分や葉の細かいところも見事に捉えています。これだけ綺麗な画になるのもローパスフィルターレスのカメラならでは、なのかもしれません。
D850+AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR
この日は天気も良かったのでカメラを持って自宅近くを少し散歩しました。川沿いを歩いていると基地から飛行機が飛び立ってきました。せっかくD850で撮ったのでこの写真は家でトリミング加工してみました。
D850+AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR
さすが最高級の画質が特徴のカメラですね。画質の劣化は殆ど、いや全くと言っていいほどないように見えます。
D850+AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR
さらに歩いていくとコスモス畑がありました。それほど大きくはないスペースに花はびっしり、しかも結果的にこの時が恐らく花の一番いい状態といえる時期だったのでラッキーでした。写真をよくみると、いくつかの花びらにそして左下の茎の辺りに不自然な紫色のようなものが写り込んでいます。こういった実際にはない色が出てしまうことがあるのもローパスフィルターレスの影響かもしれません。もちろんローパスフィルターがあっても出てしまうことはあります。個人的にはこの程度なら気になりません。
撮影していると見知らぬおばあさんに話しかけられたので少しお話をしました。ここの花畑は昨年の台風で流されてしまったそうです。確かにあの時、この川はかなり増水していて危険だったことを思い出しました。ここのコスモスはその後植えなおしたのではなく、勝手に生えてきたそうです。驚きました。美しい草花ですが凄い生命力ですね。
D850+AF Nikkor 50mm F1.4D
ISO感度を3200まで上げて部屋の中を撮ってみました。これくらいだったら全然きれいに撮れますね。D850は高感度性能も優れたカメラです。ISO感度は25600まで上げられます。凄いですね。暗い場所であっても、かなりの場面で手持ちできれいに撮れるようになったのは本当に嬉しいですね。
このほか高画素でありながら連射性能の向上、より握りやすくなったグリップなど、私の使うD800に比べてあらゆる点で進化しています。撮影がより快適になる上、これまでよりもさらに質の高い画質が手に入る。まさに衣替えにふさわしいカメラといえます。ですが私の場合、このカメラに替えたらメモリーカード、PCのアップグレードも必要になります。4500万画素の写りの素晴らしさは上記のとおりですが、そのデータの重さもかなりのものです。それでも本格的に使ってみたいと思わせてくれるカメラです。