f/2.8 1/80 ISO2000
今回は「SONY α7C」と「Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」の組み合わせで日本橋にある「ART AQUARIUM」へ行ってきました。
ライトアップされた金魚を見ることができ、たくさんの金魚に囲まれた美術館で「生命」を直に感じることができます。
f/2.8 1/80 ISO200
出来るだけ金魚をアップで撮影したいと思ったため、今回マクロレンズを選択しました。
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2はMFレンズ。暗所・動き物の撮影の為、このレンズにするか少し迷いました。
ですが、フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号と称される「APO-LANTHAR 」を使用してみたいという以前からの憧れもあり、今回撮影をしてみました。
難しい環境下で撮れるか不安でしたが、α7Cのピーキング機能を使うことで、問題なく撮影が出来ました。
正直、ピントリングの操作感の慣れが必要なところもあり、苦戦しながら撮影するときもありましたが、納得いくまで何度も撮影できる環境ですので、苦戦している時間も撮影の奥深さを感じました。
f/6.3 1/80 ISO8000
ガラス越しですので、絞ってもはっきりとした写りは難しいかと思いましたが、上記の写りは非常に驚き、お気に入りの1枚です。
そして、実はなんとISO8000まであげている写真なのです。本当にノイズが少なく、ほとんど見受けられません。
α7Cの暗所部の強さが伝わる写真かと思います。安心して絞って撮影を行うことができました。
f/2 1/160 ISO1250
開放でガラス越しでも、このような優しい美しい写りをしてくれます。さすが「MACRO APO-LANTHAR」。
金魚の口にしっかりと合い、そこから自然にボケながら、滑らかに後方の尻尾を描写し、そのボケ方が非常に綺麗です。
ですので、金魚の全体を見ても違和感なく、自然に写してくれています。
f/2.8 1/80 ISO2500
カメラ・写真越しに目があってしまった金魚が愛らしい1枚です。
後ボケの美しさが、幻想的な雰囲気を更に作り出してくれています。
「MACRO APO-LANTHAR」をはじめて使用し、1番個人的に好みなポイントは後ボケの美しさでした。
丸ボケの作り方、極端ではない滑らかで自然なボケ方、他にはない唯一無二の存在です。
f/2 1/60 ISO12800
レンズが重たいですが、ボディが小型軽量ですので、肩からぶら下げても疲れない程度の重さでした。
一見外見がアンバランスに見えますが、α7cのグリップのおかげで問題なく撮影できます。
皆さまも幻想的な空間「ART AQUARIUM」で、こちらの組み合わせで撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。