皆様は貴重な休日をどのように過ごすのがお好きでしょうか。
私は根っからのインドア派なので、主に自宅で過ごすことが多いのですが
気分転換のためどこかへ出かけたくなることもあります。
そんな時によく向かう先は近所の川辺です。
川の流れる様子をぼんやりと眺めたり、時折聞こえる鳥の声に耳を傾けてみたり。
川辺を散策するときには必ずカメラを片手に歩きます。
今回のお供はα7SとSEL35F28Zの超軽量コンビ。
散歩時に持ち歩くカメラは、やはり重さを重要視します。
AF性能を求めすぎなければ初代α7シリーズでも充分通用します。
今回の撮影設定は、
縦横比 16:9
クリエイティブスタイル 白黒、コントラスト+3、シャープネス+1
JPEG撮って出しとなっております。
焦点距離:35mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO:50
天気は曇り、数時間前まで小雨が降っていました。
曇天時の撮影には白黒を選びたくなります。
雲の濃淡はカラーでの表現も良いのですが、白黒の濃淡で表現するほうが個人的には好きです。
住宅地のすぐ近くを流れる川ですが、水鳥を見かけることが多い場所です。
一匹の鳥が浅瀬をゆっくりと歩いていました。
縦横比を16:9で切り取る事により映画のワンシーンの様な場面になりました。
焦点距離:35mm 絞り:F5 シャッタースピード:1/320秒 ISO:50
ふと頭上に気配を感じ、見上げると鳥が電線にとまっていました。
白黒のシルエットになっている様は、あたかも楽譜に音符が一つだけ記されているようにも見えます。
焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO:50
寒い季節にも花は咲きます。
背景は田んぼですが、白黒だと花の白さが際立ちます。
コンパクトなレンズですが、開放からシャープな描写が楽しめるので、積極的に寄って撮りたくなります。
焦点距離:35mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/100秒 ISO:50
橋の欄干から水面を眺めていると、遠くからなにか流れてきました。
人工物であることは遠くからでもわかりましたが、近くまで流れてきたものをよくよく見ると、
バケツでした。
くるんくるんと回転しながら流れてくる様子はすこし不思議で、思わずシャッターを切っていました。
焦点距離:35mm 絞り:F10 シャッタースピード:1/80秒 ISO:50
つらなる鉄塔と伸びる電線が印象的な画になりました。
35mmの準広角ですが16:9の縦横比のおかげでより画面の広がりを感じられます。
焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:50
α7Sの広ダイナミックレンジはカラー写真のみならず、白黒写真でも諧調表現の豊かさを感じさせてくれました。
初代α7Sは新品の生産を既に終了し、発売日から約6年の期間がたっています。
後継のシリーズも次々と発売される中、今も根強い人気を誇るボディです。
純正レンズのみならず、オールドレンズとの相性もよいので、これからも使い続けていきたいボディであると強く感じました。