【OLYMPUS】カラ~、カラ~、カラーネガフィルム
新年おめでとうございます。
今写真を撮るのは少し難しいので、何年も家の冷蔵庫に豆腐やにんじんと一緒に入っていた、撮影済み(2012年~2019年)のカラーネガフィルムを、思いきって現像しました。カメラはフィルムコンパクトカメラ、OLYMPUS (オリンパス) μ(ミュー) Ⅱ、フィルムは、FUJIFILM (フジフイルム) SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム) 400(ISO400)です。
μ Ⅱは、なんといっても、シャッターの機動力がいいカメラです。SUPERIA PREMIUMは、忠実な色の再現を基本としているフィルムです。
だいたい写っているのだろうか…。どこで現像しよう…。結局、以前お世話になっていたラボに電話をし、現像が終わったらカラーベタ(コンタクトプリント、ネガ密着焼き)を焼いて、デジタルデータになどと言っている、化石のような私とのやり取りに、もう半分笑いながら、でもそのうちに、「あぁ、あの時の…あの人だ。」と、現像に通っていた頃を、お互いに思い出し、なんだかうれしく安心して、ノーマル現像からデジタルデータにすることとなりました。
こんなに眠っていたのに、少しザラザラした写真を見ていると、ジワッと、記憶がどんどん鮮明に戻ってきます。フィルムの経年劣化は避けられませんが、改めて、カラーネガフィルムの、時間と温度の振れ幅が広いことを感じました。
あぁ、写っていてよかった。
雨の降る前の湿ったにおいや、春先の山に響くウグイスの「ホゥー…。…。」(…ホケキョが無い。まだ練習中かな。)そんな声を全身で感じられるようになったら、また、写真を撮りに行きます。