【SONY】【TAMRON】レコードプレーヤーのすすめ
皆さまは、趣味の時間・余暇の時間をどうお過ごしされますでしょうか。
一部地域にて緊急事態宣言である現在、ご自宅で過ごされる時間が多くなるかと思います。
筆者はここ最近念願だったレコードプレーヤーを購入し、家で過ごす時間をレコードで聴く音楽と共に過ごしております。
レコードプレーヤーを組み立てる際に「SONY α7Ⅲ」と「TAMRON 28-75mm F2.8 DiⅢ RXD」を使用して撮影してみました。
広角側の最短撮影距離0.19mmを生かし近接撮影をしたいことや、筆者の部屋がちらかっているため出来るだけ背景をボカして写したいことから「TAMRON 28-75mm F2.8 DiⅢ RXD」を選択しました。
F2.8通しのズームレンズはやはりこのような撮影の際に使いやすいです。また、TAMRONレンズは開放での撮影は優しく柔らかく写ってくれます。
そちらを踏まえるとこのレンズは、コストパフォーマンスが高すぎる優秀なレンズであることを改めて実感しました。
今回はこの組み合わせで撮影した写真と共に、簡単にレコードプレーヤーの組み立ての手順を紹介したいと思います。(機種によって手順は異なりますので、あくまでも参考程度に楽しんで頂ければ幸いです。)
まずは、水平な場所にレコードプレーヤーを置きます。
水準器を使用するのがおすすめです。
次に、ベルトをかけます。
筆者が購入したプレーヤーはこのようなリボンがついており、それを使用してベルトを引っ掛けました。
くるくると数回回して、ベルトが中央になるように調節します。
調節できましたら、ターンテーブルをセットします。
徐々に全貌が見えるにつれ、組み立てていく楽しさ、完成に近づく楽しさを覚えました。
細かいパーツをセットしていき…。
カウンターウエイトと呼ばれる重りを、トーンアームに取り付けます。
針の重さなどをここで設定をします。
最後に、トーンアームの先端にヘッドシェルをつけ、できるだけ水平にセッティングします。
こちらでも水準器を使用し、針でレコードを傷つけないよう、慎重に調整をしていきます。
こうしてあっという間にセッティングができました。
レコードの良さはなんといっても針を落とす瞬間。
手の部分を指の上に置くようにし、そっとレコードの上に置いてくるかのようにゆっくり優しく落とします。
時折乗るノイズの音が雰囲気を出し、心地よい世界へと連れていってくれます。
たくさんの楽器の音が積み重なった音と歌い手の声が合わさり、まるで目の前で生ライヴがなされているかのような立体感ある音楽が楽しめます。
高音を生かしたいのか、低音を生かしたいのかなどどいった、どのように音楽を楽しみたいかによってスピーカーやアンプなどといった複数の機材を選択していく奥深すぎる楽しさが、カメラと同様に音楽の世界にもあります。
自分の好みの領域を見つけ、こだわりを見出だし、とことん突き詰めていく素直な心の美しさはどの世界でも変わらないと、私は思います。
自分の趣味の時間を綺麗に残すことができるカメラ。
外出が思うようにできず、もどかしい毎日が続きますが、「いまカメラとできること」として、室内で写真を楽しむことが出来ました。
皆さまもぜひ、自分のこだわりの世界をカメラで撮影してみてはいかがでしょうか。