6×6の世界
今回はブローニーフィルムを使った6×6フォーマットの写真の魅力を紹介していきたいと思います。
使用したカメラは旧ソ連のカメラのkiev60です。
昔ペンタコン6の写りに一目惚れをしたときに偶然出会ったカメラです。ペンタコン6のコピーカメラであるkiev60の見た目や写りを気に入って、手に入れました。
写真といえば横長なフォーマットが一般的で、ましかくというと見慣れないかもしれませんが、とても魅力が詰まったフォーマットなんです。
ましかくであるだけで、一気にキャッチーになるというか親しみやすさが増すというか…。プリントした時もましかくのプリントになると、なんだかとてもかわいらしいと感じてしまいます。
6×6フォーマットの魅力には構図もあります。
ましかくというフォーマットであるが故にできる構図が限られてしまいますが、逆に言えばましかくであるからこそ構図にこだわった写真を撮れるのです。
35mmフィルムを使っているときは、構図のことを忘れてつい何となくシャッターを切ってしまうことがあるのですが、6×6だと1枚1枚考えながら撮れるというのが魅力の一つだと思います。
よくある日の丸構図なんかも、6×6でやるといかにも日の丸構図!という感じにはなりますが、被写体がより強調されて印象深くなる感じがして、よく撮ってしまいます。
魅力を語っていると筆者も久々に6×6の写真を撮りたくなってしまいました。ドライボックスで眠っているカメラを引っ張り出す時が来たようです。
6×6の世界の楽しさを、皆さんにも感じていただけると幸いです。
↓今回使用したフィルムはこちら↓