お気軽スナップがメインの筆者にとってカメラは軽量コンパクトがマスト。
さらに足元の植物が被写体なんてことも多いのでモニターの角度の調整が自由なバリアングルモニターがあればなお良い。
でもフルサイズミラーレスも憧れるんだよな、なんて贅沢なことを考えていたら発売したのが今回ご紹介する「α7C」です。
しかも新しいキットレンズである「FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)」はこれまでのキットレンズと比較して多少焦点距離が短くF値が暗くはなりましたがそれを補って余りあるコンパクトさと軽さです。ボディとレンズでわずか676gほどしかありません。
今回は個人的に理想的ともいえるα7Cレンズキットと共にちょっとそこまで足をのばしてみました。
まずは石垣から一生懸命に生えている植物を見つけて思わず撮影。
どこからか種が飛んだのでしょうか、近くに同じような植物はありませんでした。
満開の菜の花の中、蜜を集めている蜂がたくさんいました。
しゃがみ込んで風にそよぐ菜の花の周りを動き回る蜂をフレーミングするにも軽量な機材なら苦になりません。
花壇にもたくさんの菜の花、パンジー、チューリップと既に満開の花から、これから咲きそうな花まで生き生きとしています。
特に満開の赤いチューリップが目についたのでほぼテレ端開放で撮影。ボケ味も十分、艶やかな花びらの質感も伝わってきます。
先程の画像と180度雰囲気を変えて少々アンダー目に、少し進んだ先にあった水を滲ませた岩を撮影。ここから浅い小川へと続いていました。
何か生き物がいたりしないかと思いながら小川沿いに進みましたが、水深3-5cmほどだったのでアメンボくらいしか見つけられませんでした。
こちらはまた別の大きな川です。川岸の淡い紫の花の向こうには食事中の鴨の姿が。こちらもテレ端なのでこれ以上鴨は大きく写せないのですが、周辺の状況も写せてちょうどいい焦点距離だと思います。
年季の入ったローラー滑り台、平日の午前中だからか子ども達の姿もなく独り占め状態。
さすがに滑りはしませんでしたが、子どもの頃を思い出します。
気ままに撮り歩いていると猫たちに出会いました。
6匹ほどでしょうか、人懐っこく近くでカメラを構えていてもこのとおり気にしません。
丸っこい体形にふわふわの毛並み、ぷにっとした肉球。
思わず手を伸ばしたくなるほどよく描写してくれていると思います。
アイキャッチの紫のパンジーと同じく俯瞰、最短で撮影したシロツメクサ。誰しも四つ葉を探したことがあるのではないでしょうか?
筆者は思わずモニター越しに四つ葉を探してしまいました。
撮影日は公共交通機関を使用せず徒歩での移動、公園もなかなかの広さがあるので軽くウォーキング気分になりましたが、ここでも機材の軽量さに助けられたと思います。“Compact”をコンセプトとした新しいシリーズ、想像以上にしっくりきてしまいました。発売から約半年ほど、状態のいい中古品も多いおすすめのカメラです。
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