【Nikon】NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR でスナップ撮影
「Nikon NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR」
昨年の7月に発売された高倍率ズームレンズです。
今までの高倍率ズームレンズとしての認識を覆すような写りの良さが魅力でニコンZシリーズの人気の一本となりました。
今回はこのレンズで撮った写真をご紹介いたします。
冒頭の写真は200mmのテレ端で開放絞りですが見事なボケ味です。
カメラプロファイルを「風景」にしている影響もありますが発色も綺麗です。
望遠時でも0.7mまで寄れるのもこのレンズの強み。
使い続けると、どんどんとその使い勝手の虜になっていきます。
雨を弾く葉っぱの若々しさ。
葉っぱに対しての例えとしては少しおかしいかもしれませんが
プリっとした弾力があるようにも感じます。妙に生々しい立体感がすごい。
少し場所を変えて趣味の洋館巡りに。
年代物の家具を、深みのある色味でグラデーション豊かに再現。
個人的にはこげ茶色の部分の再現性がたまりません。
素材の質感描写も巧みです。
ひと昔前なら暗めのレンズで室内を撮るには苦労しましたが
最近はカメラの性能が上がり、ISO感度を上げてもノイズが少ないので抵抗なく感度を上げることができます。
良い時代になったな、としみじみ感じます。
望遠側が200mmあるのでちょっとした圧縮効果を狙うことも出来ます。
トラベルレンズというネームを持つレンズでもありますが一本で色んなアプローチが出来るのが素晴らしい。
単焦点好きなんですが、ここまで自由度が高いとこのレンズでいいかな。と思っている自分がいます。
蓮の花が咲く季節もあと少し。
なかなか季節を楽しむことも困難な時勢ではありますが今年も撮れることを願って。