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【Wish Upon a Star】特別編 七夕2021

年に1度、天の川の西の岸の織姫と東の岸の夏彦が出会うとされる七夕伝説。

出会う前までは働き者であった2人だが、出会いをきっかけに働かなくなってしまい、それに怒った天帝が2人を引き離し、年に1度しか逢えなくさせてしまったのだとか。

そんな遥か彼方の伝説に想いを馳せながら、星空を見上げみるのはいかがでしょうか。

・・・

とはいえ、私たちの地には四季があり、この時期は雨の続く生憎の梅雨と被ってしまいます。

今年も変わらず梅雨前線が活発で、全国的に雨模様なようです。

せっかくの星空も曇ってしまっては見ることができません。

心ばかりですが、
私のストックからいくつか写真をご紹介いたします。

Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG HSM

七夕伝説に登場する彦星と織姫星は、それぞれわし座のアルタイルとこと座のベガです。
天の川を挟んで向かい合っています。

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

それぞれの星を単体で探すと見つけにくいですが、天の川にそって大きな翼を広げたはくちょう座のデネブとを繋げた夏の大三角を探すことで容易に見つけることができます。

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

星を見に行くことが多い筆者ですが、夏の大三角、特にデネブとベガは早々と天頂付近に昇ってしまうため、景色と一緒に星空を撮影する星景写真が多い私のストックでは意外と少ないのが発見でした。

Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG HSM

写真にすると綺麗に納まっていますが、実際にはとても大きい夏の大三角。
14mmのレンズをもってしても時間によっては収まりきれないこともしばしば。
しかし、広角レンズがないと撮れる時に撮れないのも事実なので、星を撮影するのならば1本は持っておきたい広角レンズ。

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

こちらはさらに広角レンズを用いて、角度をずらしながら撮影した11枚の写真を繋げたパノラマ写真です。
上部は歪んでしまっていますが、天の川の半円がわかるかと思います。
そしてそこをまたがるベガとアルタイル。
なかなか天の川全体を見渡せるロケーションは少ないですが、見られた時は宙に吸い込まれそうになります。

 

さて、本記事でご紹介した写真はいずれも画像編集ソフトでレタッチをしておりますが、肝心の星が写ってないとどうすることも出来ません。
トリミングは可能でも、あとからもっと広くすることは不可能であり、いかに撮影する時が大切なのかが分かります。
広角レンズの多くは大きく重たくなってしまいますが、それも明るさを維持したり収差を抑えたりした結果。
望遠側の1ミリは大きく違いませんが、広角側の1ミリはパッと見て納得いただけるぐらい世界が異なります。
ぜひ、皆様に納得いただけるレンズに巡り会っていただければと思います。

・・・

さて、夜も上着がいらなくなってきた今日この頃。
撮影が行いやすい季節ですが、なかなか星が姿を現してくれません。
毎日天気予報や雲の動きをチェックしては悶々としております。

 

しかし、明けない夜、やまない雨はありません。
辛い時こそ、上を見上げ、遥か彼方の星々に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
本記事がそんなきっかけになりましたら幸いです。

 

本記事で使用した撮影機材はこちら






Nikon機は、ボディ、レンズ共に後継機種が登場しております。



[ Category:Canon etc. Nikon SIGMA TAMRON | 掲載日時:21年07月07日 18時00分 ]

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