【SIGMA】Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN とスナップ
約2.1kgの軽さとテレ端は単焦点画質を謳うミラーレス専用レンズ『SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN』
『SONY α7RIV』との組み合わせでもトラッキングAFの食いつきの良さを感じ、主戦場であるスポーツ、レーシング、野鳥撮影などのシーンでも即戦力になりそうなレンズです。
今回はあえて少しの遠出と日常的なスナップをこのレンズで撮ったらどうなるのか?というのを試してみました。
ビルの高層階から同じ目線で飛んでいた飛行機を撮影。拡大して見てみると飛行機は陽炎でユラユラ状態。
花にせよ照明器具にせよ、本当によく写るレンズだなと思います。切り取った被写体をとてもクリアに写してくれます。
突如バッサァ!と水しぶきをあげながら羽ばたくカモ。私がこの隣にいるカモなら、驚いてしまうのですがカモにとっては日常茶飯事なのでしょう。少し離れたところにいる、見切れそうになっているカモがこちらを見ているのが少し可笑しかったです。
トンボの翅脈までしっかり解像しています。単焦点画質を謳うだけある素晴らしい写りです。超望遠を持つと普段は目につかない、というか目が届かない場所の被写体も見えてきます。
木々は陽光を得るために絶妙なバランスで寄り添いあっていると聞いたことがありますが、池の葉というのはどうなんでしょう。
こうしてひしめきあっている画は迫力があります。
別れを惜しむ二人。この距離間が「粋」だったりするのかもしれませんが、超望遠でその距離を少し縮めてみました。
このレンズを手に入れてこの地を訪れた際にはぜひ二人の距離をもっとググっと近づけてみてください。
『Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN』ほどの超望遠で日常を撮ろうと思うことはあまりないと思うのですが、考えてみたら今まで立ち寄った場所でも入れない場所や寄り切れない場所は沢山ありました。そんなポイントをこのレンズで攻めてみるのも新鮮で楽しいかも、と思いました。1日肩に掛けて行動しても大丈夫な軽さなのがポイント。超望遠は活躍のシーンが限られるから・・なんて思わずにぜひスナップでも使ってみてください。
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