【OLYMPUS】REFIND OLYMPUS “M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO”
『瑞光』とは、吉兆を示す光という意味の言葉。
OLYMPUSブランドのレンズには、そこからZUIKOという名が与えられています。
私は個人的に、この瑞光という言葉が好きです。
瑞というのは、英語に置き換えたらBressといっったところでしょうか。
写真をそれなりにやっていると、まさに瑞光の差し込みを目の当たりにする瞬間がある気がします。
とはいえ、そんな瑞光も、しかるべきカメラやレンズがなければ記録ができないこともあります。
「いつでもどこでも、だれでも撮影できる」ということは、こういう場合において肝要です。
現在発売されているOLYMPUSブランドの交換レンズの中でも、
特にそんなオールランドな使用が可能なレンズといえば、
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」でしょう。
12-100mm、すなわち35mmフルサイズ換算で約24-200mm相当の高倍率ズームレンズです。
F値はズーム全域で開放4で、防塵防滴性能も有するなど、非常に使い勝手のよいレンズです。
今回はのレンズを伴い、海辺を散策してきました。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4 SS:1/2000 ISO200 47mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4 SS:1/2000 ISO200 100mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4 SS:1/2500 ISO200 100mm
コンクリートやテトラポッドなどの人工物と、海蝕された自然の岩場の対比が面白いと思って撮影したカットです。
この日は非常に天気もよく、釣りを楽しむ方も散見されました。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/640 ISO200 50mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/400 ISO200 70mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/1250 ISO200 86mm
どこから流れ着くのか、朽ちかけたブイがいくつか転がっていました。
35mm換算200mmまでズームすることができるので、被写体のテクスチャーをしっかり捉えることができます。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/800 ISO200 57mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/1250 ISO200 86mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4.5 SS:1/1250 ISO200 86mm
レンズの描写性能が高く、遠景の撮影にも問題なく臨むことができます。
それにしても、特徴的な岩肌の海岸です。
海波により陸地が侵食され、より岩質の弱い部分が削り取られこのような形になるようです。
海水に面してから、どのくらいの時間を経ればこのような景色になるのでしょうか。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F11 SS:1/320 ISO200 12mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F11 SS:1/125 ISO200 75mm
太平洋に出ていくタンカーを一本釣り。
高倍率ズームレンズのよいところは、急なフレームワークの変更にも臨機応変に対応できるところにあります。
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F11 SS:1/125 ISO200 100mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4 SS:1/1250 ISO200 92mm
OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
F4 SS:1/640 ISO200 100mm
海を見つめるようにたたずむ椅子。
島の至る所にもそうだったように、手前にはオレンジの花弁の花が潮風に揺られています。
花には詳しくありませんが、スカシユリでしょうか。
さて、1日撮影を終えてみた所感ですが、
旅行など、持ち出すレンズの制限がある中で、性能にも妥協したくないという方には間違いなくおすすめなレンズであると思います。
聞くところによると、動画撮影の用途としても多くの方に指示されているとか。
撮影シチュエーションから、スチル、動画問わずとは、まさにこの上ないオールドレンズといえましょう。
余談ですが、私は普段あまり高倍率ズームレンズは使いません。
高倍率ズームレンズといえば、広大な撮影領域のため、描写性能が犠牲になることが多いという先入観があるためです。
しかし今回このレンズを使用し、逆光耐性もよく、気になるようなディストーションもなかったため、気持ちよく使うことができました。
次旅行にいく時は、旅のお供にしたいと思います。
↓今回使用した機材はこちら↓