【SONY】α7Ⅱとオールドレンズ
sonyのα7Ⅱを使い始め数年が経ち、良き相棒としてたくさんの時間を共に過ごしてきました。
普段のメインのレンズはオートフォーカスのズームレンズを使いながら、ミラーレス機である利点を生かしマニュアルフォーカスのレンズを使っています。
いま特に気に入っているレンズは、キヤノンの50mm
キヤノンのレンジファインダーカメラ用に生産されていた、L39と呼ばれるスクリューマウントのレンズです。
レンジファインダー用のレンズは一眼レフ用のレンズのようにミラーがない分、フランジバックが短く
アダプター自体が薄くなり、カメラに付けた時のバランスがとても好きです。
アダプターはK&F Concept のライカLレンズ/ソニーEボディ用マウントアダプターを介して使っています。
背景のボケはやはりオールドレンズ、グルグルしています。
発色は落ち着いてます。
モノクロで撮影をしてみると
撮影状況によっては
フワリとした描写になります。
カラーで撮った時とまた違った、優しい描写。不思議とモノクロで撮る方が良く写るのではないか、と感じています。
このレンズが生産されていた時代のレンズ設計を考えると、モノクロで撮る方がより良い使い方なのかもしれませんね。
ちなみにこのレンズの最短撮影距離は1m。
今時のレンズと同じ感覚で被写体に寄っても、ピントは合いません。
オールドレンズを使っていると、現在生産されているレンズと比べ性能としては至らない所があったり
レンズ自体の状態もそれぞれであり、使いづらさを感じる時もあります。
それでも金属とガラスのかたまりのようなレンズにモノとしての作りの良さや、甘いとも取れる描写に魅力を感じ、
大らかな気持ちで撮影を楽しんでいます。
いまは多くのメーカーからミラーレスカメラが発売されており、フォーマットサイズの選択も出来ます。
それぞれのマウント用に沢山のマウントアダプターも発売されていますが、レンズの形状により一部マウントアダプターで使用できないレンズもございますので、使用の際はご注意ください。