年が明けて2週間ほどたった土曜日、お正月気分も収まったこの時期に東京都台東区浅草にある浅草寺へ。
17時を回った時間でしたが、あたりは夜の様相。


入り口の雷門はすでにライトアップされ、風神・雷神像にはさまれた大提灯が存在感を出しています。門前の大通りわきには自動車ならぬ人力車が駐車されているのは観光地ならではの風景。暗くなっても人力車をひく俥夫の方たちが声を出していました。

門をくぐれば「仲見世通り」が。宝蔵門に至るこの表参道の両側には商店が立ち並び、昼間と変わらぬ人通り。
ここからはアートフィルターでの撮影。

「仲見世通り」を東西に貫く「伝法院通り」は、江戸時代の雰囲気が残るお店が並び、タイムスリップした気分になります。


仲見世通りが終わると、その先にライトアップされた宝蔵門が面前に。迫力ある2体の金剛力士像が門の左右に安置されています。

ご本尊の聖観音像がある本堂には参拝の長い行列が。厄除け、病気平癒、家内安全、商売繁盛など様々なご利益に願いを込めています。

こちらは「二尊仏」と呼ばれる2体の露座菩薩像。月とスカイツリーをバックに神々しいお姿をしていらっしゃいます。
撮影開始から数時間であっという間に暗くなるこの季節、同じ場所を撮影していても光や影がどんどん変化していきます。店の明かりやライトアップなど、常に光と陰影、撮影設定との格闘です。コントラストのある夜の風景撮影はそんな部分が楽しみの一つだと思っています。
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