【Nikon】F1.2で動画を楽しむ
本日も晴天なり。
今年のGW連休前半は天候が思わしくなかったものの、中盤からは一転して青空が続いているところが多かったのではないでしょうか。
雨の日には雨の日の―、曇りの日には曇りの日ならではのお出かけ先があるかと思いますが、やはり朝起きてカーテンを開けた先が晴れているとテンションが自然と上がってしまいます。
今年は季節外れの寒気が4月に入っても度々あり、衣替えのタイミングには手こずりました。
しかし、5月に入り比較的天候も安定し、温暖な日々が続いています。
そのタイミングを狙ったように、土や木の上にはカラフルな花が咲き乱れています。
私も見逃すまいと、カメラを持ち出してその百花繚乱を記録しました。
今回はNikonの「Z9」と「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」、K&F Concept「NANO-X バリアブルNDフィルター 82mm KF-82NDX8-128」を用いて撮影を行いました。
まずは動画からどうぞ。
メカシャッターレスのNikon Z9。
電子シャッターになると気になってしまうのがローリングシャッター現象。
しかしZ9になってから歪みを気にしたことは無いぐらいに改善されています。
電車の車窓から写していますが、鉄塔等が歪んでいないことが分かります。
開放F値がF1.2の本レンズ。
写真の場合は早いシャッタースピードに対応しているカメラばかりなので特に意識しませんが、動画であれば(写真に比べると)かなりスローシャッターになるため、NDフィルターが欠かせません。
今回の動画は30pで記録しているため、シャッタースピードは1/60。
F1.2の状態で多くを撮影していたため、バリアブルNDを装着していましたが、ほとんどをMaxのND128s相当で使用していました。
F1.2のボケ感も違和感がなく、ピント面との境も自然となだらかです。
なおかつ、ピント面はしっかりとシャープなため、積極的に開放F値で撮影をしたくなります。
フレアやゴーストに対する耐性が高いのも本レンズの特徴。
Nikonと言えばと言っても過言ではない「ナノクリスタルコート」に加えてアルネオコートの効果は絶大です。
太陽や反射等の強い光源があってもクリアに写り、逆光をものともしません。
見たままを写し取ってくれるので、これほど楽しいことはありません。
まして絞り込むことで、より切れ味が増してくるのも注目どころ。
また、ボディの方は撮影に応じてカスタマイズ性の上がったNikon Z9
ファインダーも光学ファインダー並に綺麗なので撮影者に合わせた撮影が可能です。
ファームウェアの更新で、Rec時に赤枠が表示されるようになったNikon Z9。
その他にも動画/写真限らず様々な設定が更新され、さらなる飛躍を遂げました。
また、レンズのNIKKOR Z 50mm F1.2 Sは開放からシャープな解像感はもちろんの事。
前後のボケも綺麗でまさに敵なしのレンズと仕上がっております。
連休は終わりましたが、行楽シーズンはまだまだこれから。
ぜひ愛機をはじめとしてカメラをお手に取って頂ければと思います。