「ニハチ」
カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。
毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!
本日ご紹介する「ニハチ」は…
『TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S(ソニーE用/フルサイズ対応)』です!
毎日連載しておりますニハチブログ、お楽しみ頂けてますでしょうか。
本日のニハチブログは空に着目して撮影を楽しんでみました。
外出した日には必ず空の写真を撮影する筆者。同じ日の同じような天気でも1分先の空模様ですら異なる表情を見せてくれる空。毎日撮影しても飽きません。
そんな空好きの筆者にとって28mmとは、「街中でも空の広さを生かしつつも地上の雰囲気を丁度良い割合で簡単に撮影することができる画角」だと思っております。
35mmだと地上との雰囲気を写し出すことはできますが、街中で果てしなく広い「空の広さ」を生かした写真がうまく撮れません。
24mmでも勿論地上と空を綺麗に写すことができますが、街中だと広く写りすぎてしまって構図が決まりづらかったり、地上の余計な物まで写ってしまう為、空だけを主題に撮影するのに向いていると個人的に思います。
私は日常に溶け込んだ空の景色が好き。なので空だけの写真ではなく、自分が今いる地上の景色を写しつつ空の写真を撮影したいのです。
ですので28mmという画角を手にすると、地上と空の割合が理想の比率で撮影ができます。
今回の28mmは「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2」。ズームレンズの広角側・28mmだけで撮影をしております。
私はTAMRONが創り出してくれる優しい雰囲気が好みですが、TAMRONには28mmの単焦点レンズはありません。どこか遠くへ出掛けたり空以外にも撮影する機会が多い日は28mm以外でも撮るためこのズームレンズを持ち出すことが多いです。
前モデルよりもAFや解像力が上がっているため日常スナップ、旅行先での撮影でも信頼性が高いです。
ボディは「SONY α7SⅢ」。空を撮影する筆者にとって解像力は不要です。
暗所部分の表現力に非常に長けており、上記のように空で露出を合わせても地上に降り注ぐ柔らかい夕方の日差しを美しく表現してくれました。道路の表現もお見事です。
これも「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2」との組み合わせだからこその1枚だと思います。初期型ではこの描写は厳しかったかと思います。TAMRON標準ズームレンズ、第二世代を選択してよかったと感じたお気に入りの1枚です。
今回の写真はすべてJPEG撮って出しの写真で、ホワイトバランスもオートでカメラ任せです。
雰囲気ある色合いではなく、私が見ていいなと思った空を見た色のまま発色をすること。これは私が空を撮影する上で重要なポイントです。
このすっきりとした夏の青空の青色、鮮やか過ぎずあっさりしすぎない青色の発色は私の好みです。SONYだからこその強みだと筆者は思います。
同じ空・同じ時間帯でも西側東側にて空の表情が異なることがあります。ぼーっと眺めていたら雲の景色が数分前と全く異なる事も。
街中を普通に歩くとなかなか空を見上げることはないかと思います。ですが、ふと空を見上げた時、忙しかったり余裕がなかった自分の心が落ち着き、ネガティブだった考えがポジティブな考えに変わる事もあったりします。青空や夕暮れはもちろん、曇り空や雨模様の空でも小さい雲を見つけることによって少しハッピーな気持ちにさせてくれます。
私の傍にいつでも寄り添ってくれる空。28mmで、この組み合わせで、外出先での空の撮影を楽しんでみてください!
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28人の28mm編とF2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。