【SONY】大口径E 15mm F1.4Gで天気を楽しむ
本日ご紹介するMapTimesで使用した機材はこちら。
SONY (ソニー) E 15mm F1.4 G SEL15F14G
SONY (ソニー) α6500ボディILCE-6500
2022年6月に発売されたソニーのAPS-Cフォーマットレンズ、E 15mm F1.4 G SEL15F14G
大口径単焦点の広角レンズを待ちわびたEマウントユーザーも多いことでしょう。
これまでソニー純正のAPS-Cフォーマットレンズにおいては、
16mmより広角かつ単焦点のレンズは存在しませんでしたので、私も非常に楽しみにしていました。
なにかと雨天が多い日本の夏ですが、防塵防滴に配慮された設計は心強いです。
雨の日にしか撮れない写真がたくさんあります。雨の日でも持ち出せるのは嬉しいポイントです。
ただし防水仕様ではありませんので、油断は禁物です。
今回は雨でも晴れでも楽しめるレンズ、そんな作例をご用意いたしました。
開放で花びらと水滴の質感をここまで表現できます。
また、APS-Cフォーマットとはいえ、この被写界深度の浅さには驚きました。
被写体へ意識を集中させてくれます。
モノクロにしてもかっこいい。
葉の質感損なうことなくソリッドな写り、水滴の立体感を感じられます。
開放F1.4とF4との比較です。
開放でも十分解像しているように感じますが、3段絞ると
より一層安定感が増し、パープルフリンジは解消されました。
最短撮影距離はMF時で0.17mです。広角レンズの持ち味を活かした迫力のある世界を楽しめます。
F2.5
被写界深度を少し深めにとってみました。なだらかなボケを表現でき安心して見ていられます。
F8まで絞りました。
手前から奥まできっちり描写してくれます。
クネクネした道とタイヤ跡や足跡が印象に残った1枚。
木の質感や、砂の質感、枝葉の重なりをそつなく解像できるのは
Gレンズの高い解像性能あってこそでしょう。
小さなひまわりの下にカメラをもぐらせた1枚。
てのひらに収まる程コンパクトなレンズ、コンパクトなボディだからこそ撮れる1枚です。
しっとりとした雰囲気と花びらにしたたる水滴を狙った、雨の日だからこその1枚です。
平面を開放で撮りそのままの状態と、ゆがみ補正後の状態で比較です。
補正をかけていく過程で四隅はトリミングされましたので
結果として周辺減光は目立ちにくくなりました。
夜になりガラス越しに電球をアウトフォーカスで撮ってみました。
柔らかなボケ味が一層暖色のあたたかみを感じさせてくれます。
テーブルフォトもお手のもの。
画面いっぱいにお皿とお料理を写すこともできますが、
光源の位置によってはレンズの影が写り込んでしまうので、注意が必要です。
食欲をそそるあんかけの艶感に私もカメラも前のめりでした。
おうち時間はお手製ピザトーストとアイスコーヒーです。
俯瞰で撮ってみたり、ダイナミックに撮ってみたり、様々な表現をこのレンズ1本で気軽に楽しめます。
ゆがみ補正済みです。
生き生きとした緑と爽やかな青空、キリッとシャープな描写がとても気持ち良いです。
立ち並ぶビルからの反射光に目が止まりました。
草花が気持ちよさそうに日光を浴びながら風に揺られていました。
パースが効きすぎないバランスで、状況説明をしつつ撮ることができる。
大口径が生み出す美しいボケを楽しみ、被写体にフォーカスできるというのが
このレンズを使いたくなる理由です。
全長69.5mmとコンパクトなだけでなく重量は約219gと軽量なのも非常に魅力的で、
バッグに1本あると強い味方になってくれます。
是非この描写と携帯性をご堪能ください。
作例多数ございます。是非こちらの記事も併せてお楽しみください。
【THE MAP TIMES】 【SONY】軽やかな機材で軽やかに街撮り
最後までご覧いただきありがとうざいます。
それでは本日も素敵なカメラライフをお楽しみください。