【Carl Zeiss】C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM と歩いた東京。
数回使う機会が巡ってきて、その度に欲しくなってしまうレンズ。
それがこの『Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM』です。
とにかく光が綺麗に写るレンズだと思います。逆光が少し入り込んでくるくらいのハレーションがとても魅力的。
ちょっとハイキーに撮っても柔らかいコントラストがちょうどいい感じのバランスです。
色も強くなりすぎず自然な色合いと彩度で「朱」もちゃんと写っています。
というより開放絞りでこれだけしっかり色が出るのですから、さすがは「Carl Zeiss」と感心してしまいます。
立体感も解像感も見事なものです。シーンによってはこんなフリンジが出る時もありますが、体感的にはむしろ「レア」な体験です。
特に朝、夕方の時間帯をこのレンズで撮るのはとても楽しいと思います。
こういう質感表現もしっかりこなしてくれます。
葉っぱの隙間から漏れる光の影響をうけているところと、うけていないところでの画の変化が面白いです。
かなり遠くの被写体にピントを合わせても、これだけしっかり写るのも素晴らしいと思います。
小さくて軽い。カールツァイスでゾナーでありながらクラシック。
『Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM』は色んな「良いとこ取り」を実現させたようなレンズだと思います。
マニュアルフォーカスもやってみると楽しいものです。ぜひ一度相棒に選んでみてください。
『Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM』で撮影した記事をKasyapaで公開しております。ぜひこちらも併せてご覧ください。