【Nikon】NIKKOR Zの最適解~Z24-70mm F2.8 S編~
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ついにベールを脱いだNikon Z8
このナンバリングのカメラの登場を待ち焦がれた方も多いはず。
そしてそれを迎えるは充実のNikon Zマウントレンズ「NIKKOR Z」。
当社スタッフが思い思いの「NIKKOR Z」レンズを使用し、実際にご紹介してまいります。
千差万別の最適解。
あなたの最適解はどのレンズでしょうか。
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今回使用したレンズはNikon Z24-70mm F2.8 Sです。
こちらは非球面レンズを4枚、EDレンズを2枚組み合わせているだけでなく、マルチフォーカスを採用している事で徹底的に色収差等の諸収差を抑えられたレンズです。
ナノクリスタルコートは勿論、アルネオコートも施されており、逆光も恐れることの無い性能を有しています。
このレンズは手ブレ補正非搭載となりますが、全長は126mm、重量は805gと小型軽量で持ち運びやすさも優れており、いつでも付けておきたい1本と言えます。
標準ズームレンズでSラインの称号を持つこのレンズはどのような写りを見せてくれるのか。
筆者はある日の早朝に千葉県のとある海へ日の出を撮影しに行きました。
今回の撮影では動画を撮影することにしました。
使用した機材はこちら。
Z7II
Z24-70mm F2.8 S
ブラックミストNo.5
K&F Concept バリアブルND ND2-ND400
Sennheisar MKE-200
三脚
日の出の強い光を和らげるためのNDフィルターと柔らかな雰囲気にする為にブラックミストNo.5を鞄に忍ばせていましたが、持っていって本当に良かったと思います。
また、森の中では鳥のさえずりが心地よく響いていてMKE-200もかなり活躍してくれました。
何はともあれ撮影してきた映像を見て見ましょう。
いかがでしょうか。
朝の清々しい雰囲気が表現できたのではないかと思います。
冒頭の二つの波のシーンと釣り人のシーンは三脚を使用していますが、他のシーンでは全て手持ちで撮影しました。
ご覧いただいて分かる通り、ボディ側の手ブレ補正がかなり優秀でした。
若干の揺れはありますが、嫌に感じるほどではなく三脚を立てるのが困難な場所などでもジンバル無しで動画が撮れそうです。
釣り人が映るシーンは絞り開放で撮影していますが岩肌の解像感はもちろん、波の雰囲気までしっかりと映し出しています。
こちらのシーンも太陽を中心に置いた逆光のシーンですが、この逆光耐性の強さ…
凄すぎます。
若干ゴーストが出ていますが、この条件であれば文句のつけようもありません。
朝日というのはいいです。
心がじんわりと暖かくなります。
夕陽の光も好きですが、これからは朝日も撮影していこうと心に決めました。
岬に押し寄せ、ぶつかってはまた海に帰っていく波。
自然の営みに見入っているといつの間にか長い時間が過ぎていました。
今回の撮影ではこの標準ズームレンズを持って行ったことで、画角には一切困ることがありませんでした。
レンズを取り替えることなく、自然を感じながら見た景色を切り取り映像として残すのは筆者にとっても良い経験となりました。
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ついに発売となったNikon Z8。
既に「NIKKOR Z」レンズをお使いの方も、新しく揃えるという方も 是非THE MAP TIMESをご覧いただいて、あなたの“最適解”をお選びいただければと思います。
明日はどのレンズが登場するのでしょうか。 乞うご期待!
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