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『Nikon Z f』 11本のレンズを使って1日使い倒してみた!【前編】

スタッフも大興奮の1台『Nikon Z f』
今回は選りすぐりのレンズ11本をもって実際に撮影してきました。レンズの描写だけでなく『Nikon Z f』に装着したその姿がどのようにマッチするのか、ぜひ最後までご覧ください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:37 Nikon NIKKOR Z 40mm F2
01:27 Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.4
02:18 Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
04:40 PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8
06:37 Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM(ライカM用)
07:34 銘匠光学  TTArtisan 28mm F5.6 (ライカM用)
08:53 CONTAX Planar T*50mm F1.4 AE
10:26 Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴
11:38 Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF
14:42 Voigtlander NOKTON 55mm F1.2 SL II S
15:45  Nikon W-NIKKOR (L) 35mm F1.8
17:32 初心に帰るカメラ
18:40 1日使うとさすがに疲れる?
19:24 生活に馴染むカメラ
20:12 エンディング

 Nikon NIKKOR Z 40mm F2

早速『Nikon Z f』を持って木漏れ日差し込む中撮影を始めます。最初に使用したレンズはキットレンズとしても展開れている「Nikon NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition)」。
クラシカルなデザインがマッチする流石純正の組み合わせです。
逆光耐性は十分、現代レンズらしい安定感のある写りを見せてくれました。モノクロで撮った場合もその質感を十分に感じられ表現の幅が広いレンズだと感心させられます。緑の発色が非常に心地よく細い枝をシャープに捉えてくれるレンズ。非常にコンパクトでバッグに忍ばせておきたい1本です。



 Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.4

2本目のレンズは「Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.4」。「Nikon マウントアダプター FTZ II」を介して使用しています。
マウントアダプターの厚みがあるもののこちらもクラシカルなデザイン、かつ純正ということもありマッチしているように思えます。
オールドレンズなどいわゆる古めのレンズはフレアを楽しむというのも醍醐味のひとつということで逆光での撮影にも挑戦してみます。
逆光での撮影ではレンズを長時間光源に向けないようにするなど、カメラのセンサー焼けに注意しながら楽しみましょう。ピント拡大機能を活用してMFレンズを楽しむという方法もありますが、あえてシビアなピントの追い込みを行わずとも素敵な風合いに仕上がることもあるのでその時の気分や、速写性とのバランスを重視するなどそのときそのときに合った使い方をするのも良いでしょう。




 Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

続いて3本目のレンズは「Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」+「Nikon マウントアダプター FTZ II」。
このレンズは電子接点が付いているのでマウントアダプターを介していてもボディとの通信が可能です。絞りリングの値を「16(オレンジの指標)」に合わせることでボディ側のダイヤルで絞り値のコントロールができるというメリットがあります。ここまでの3本、似たような逆光の条件下で写真を撮ってみました。それぞれのレンズで違ったフレアの具合い等が見れて面白いと思います。発色良くきちんと立体感を感じられる写真に仕上がりました。朝の清々しさもしっかりと描写してくれています。

 PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8

4本目に登場するのは「PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8」+「SHOTEN マウントアダプター M42レンズ/ニコンZボディ用 M42-NZ」。
ユニバーサルマウントとして広まった「M42マウント」、直径42mmのネジ切りというシンプルな機構ですがそれ故に緩みやすいという弱点があり、ロック機構が搭載されたものも存在はしましたが現在までの普及には至りませんでした。また「プラクチカマウント」や「Pマウント」とも呼ばれています。比較的入手しやすく、だれもが1度は通るであろうと言われるほどオールドレンズの中でも代表的な1本と言えるレンズです。



 Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM

少し場所を移して視界の開けたところへやってきました。
5本目に使用したのは「Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM」+「SHOTEN(ショウテン) マウントアダプター ライカMレンズ/ニコンZボディ用 ヘリコイド付き LM-NZ M EX」。
周辺減光が顕著に見られビネットをかけたような写りをしますがピント面はとてもシャープで絞っていくとガラッと表情を変える二面性を持ち合わせたレンズともいえます。モノクロにして絞って撮影するとメリハリの効いたかっこいい写真を撮ることができます。
そしてこのレンズは開放F1.4というスペックを持ちながらこのコンパクトさが魅力的な1本だと思います。マウントアダプターも比較的薄いのでコンパクトさを損なうことなく使用できるのも嬉しいポイントです。


 銘匠光学  TTArtisan 28mm F5.6

前編の最後、6本目に登場するのが「銘匠光学  TTArtisan 28mm F5.6 (ライカM用)」+「SHOTEN(ショウテン) マウントアダプター ライカMレンズ/ニコンZボディ用 ヘリコイド付き LM-NZ M EX」。
スナップ撮影といえば28mmということで合わせてみます。ライカのズマロン28mmを模したであろうデザインがクラシカルなボディとよく似合います。F8まで絞りパンフォーカスにしてファインダーでは簡単な構図の確認だけすればリズム良く軽快に撮影ができます。
また晴れている日中ならフイルム時代によく広まった「センパチ」というテクニックを活用することで露出を大きく外すことなく撮影に望めます。F8、シャッタースピード1/1000、ISO400、迷ったらこれで挑戦してみるのも良いでしょう。また新しいスナップ体験ができると思います。




後編では「標準レンズの帝王」と名高いレンズなどまだまだお楽しみいただける内容となっています。
後編はこちら

『Nikon Z f 』11本のレンズを使って1日使い倒してみた!【後編】

気になった方はぜひ本編をご覧ください。
動画を見て、気になる!欲しい!と思った方はぜひチャンネル登録や高評価、コメントお待ちしております!!

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica Nikon | 掲載日時:23年10月27日 15時02分 ]

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