私が当社に入社して10年ほど経ちますが、入社当時はまだカメラといえばレフ機が主流でした。
それがこの10年の内にミラーレスカメラの性能が飛躍的に向上し、
動画需要もあいまって今やカメラの主流はミラーレスへと移り変わったわけですが、
まだまだレフ機ならではの楽しみがあります。
今回は小型レフ機「Canon EOS Kiss X7」と「EF-S24mmF2.8STM」を持って都内にある動物カフェを訪れました。
こちらのカフェでは主に小動物、猛禽類、爬虫類の動物たちと触れ合うことができます。
最近は利便性の良さからミラーレス使う機会が増えましたが、
レフ機の光学ファインダーから動物たちの顔がグッと浮き上がる瞬間は感動すら覚えます。
カメレオンの撮影中は緩やかな動作や独特な目の動きに注意を惹かれましたが、
撮影後に見返してみると想像以上に鮮やかなグリーンをしていることに気が付きました。
ミラーレスでは露出設定やカラーバランスの設定適用後の画像を撮影中でも常に確認できるのに対し、
レフ機は光学ファインダーを覗きながらシャッターを切り、画像の出来具合は撮影後に確認するという方法をとります。
これはファインダーで捉えている被写体の見え方と撮影画像に差が生まれることになり、
どんな写真になるかは撮影後のお楽しみとなるのです。
私の場合サクサク撮影したい時はミラーレスを、じっくり遊びたい時はレフ機と使い分けています。
ミラーレス主流の時代だからこそレフ機の魅力が際立つ、そんな時代になったんじゃないかなと思います。