【PENTAX】話題の現行ハーフフィルムカメラを使ってみた
PENTAX から魅力的なフィルムカメラが発売されました。
その名もPENTAX 17(ペンタックス イチナナ)
PENTAX FILM PROJECT が発表された当初から非常に楽しみにしていました。
実際にプロダクトが出来上がる過程が見えるように開発が進められており、発表を待つ間もわくわくが途切れることはありませんでした。
まずは外観からご覧ください。
独特な見た目ながら、とても引き込まれる魅力的なデザインになっています。
軍艦部にはシャッターボタンはもちろんのこと、露出補正やモードダイヤルといったデジタルカメラでも馴染みのあるパーツも並びますが、手動巻き上げ用巻き上げレバーや巻き戻しクランク、フィルムカウンターといったフィルムカメラ独特のパーツも目立ちます。
フォーカス方法はゾーンフォーカスを採用しており、簡単にピント合わせができます。
また、ゾーンフォーカスリングにはわかりやすいアイコンが印字されており、より直感的な撮影が可能です。
今回はそんな最新フィルムカメラを使って撮影に行ってきました。
撮影を開始してすぐその取り回しの良さに驚きました。片手で違和感無く撮影ができました。
先述したように、フォーカスはゾーンフォーカスを採用しています。また撮影モードをAUTOモードに設定しておくことでフォーカスはパンフォーカスになり、被写体から1m離れることでカメラ任せに撮影することができます。
またフラッシュもカメラの判断で発光するので、より手軽な撮影可能にしています。
ファインダーはアルバダ式ブライトフレームファインダーを採用しており、非常にクリアで見やすいファインダーとなっております。また選択したゾーンフォーカスを確認することもできます。
ハーフサイズカメラということもあり、撮影可能枚数は2倍となります。フィルムカメラでここまでバシバシ撮影した経験は今までないかもしれません。
かなり沢山撮ったなと感じてフィルムカウンターを確認すると、「え、まだこんなに撮れる!?」と驚きました。
フィルムで撮影したいけど、枚数を気にしてシャッターを気軽に切れないという方に非常にオススメの機種だと思います。
また非常にコンパクトなカメラなので小さなカバンにも収まります。
現像やフィルム代など敷居の高さを少し和らげてくれる存在なのではないでしょうか。