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【SONY】相性抜群!ZV-E10×E PZ 18-105mm F4 G OSS

SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!

今回ご紹介する組み合わせは、「ZV-E10×E PZ 18-105mm F4 G OSS」


“VLOGCAM”という名前を聞くと「動画撮影に使うカメラ?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

断じて否!

と強く否定させてください。ただ写真特化型のカメラですか?と言われるともちろんそうではありません。

なんと言っても”写真”も”動画”もハイクオリティーで撮影できる万能機なのです。

今回はそんなVLOGCAMの中のレンズ交換式APS-C機『ZV-E10』と、写真と動画を両立できるGレンズ『E PZ 18-105mm F4 G OSS』の相性抜群コンビで双方の魅力について深堀りしていきたいと思います。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:800 / 焦点距離:105mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:640 / 焦点距離:18mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:800 / 焦点距離:105mm

撮影1日目はあいにくの雨…と言いたいところですが、撮影する身としては嬉しい要素です。

ただの曇り空の場合なにを撮影しようか悩むところから始まるのですが、雨が降ってくれるだけで大違いです。

この状況を活かして水滴や傘などの要素を探しながら撮影していたのですが、まずこのセットで撮影するにあたり私が最初に設定した項目がありますのでまずそちらのご紹介からさせていただきます。

それはズーム速度の変更です。

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm
絞り:F5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm

E PZ 18-105mm F4 G OSSはパワーズーム(PZ)の機能が搭載されておりレンズの横についているレバーを上下することによりズームの操作ができるようになっています。

これが写真撮影の際は初期設定だとかなりズーム速度が遅く感じてしまうので私は最速の6に設定しました。

そしてZV-E10にはシャッターボタンの場所にズーム用のレバーが搭載されているためレンズ側のレバーを操作する必要はなく全て右手のみで完結させることができるのです。

こちらが今回のセットが相性抜群と言える大きな要素となっています。

そのおかげで雨の中でも「右手にカメラを左手に傘を」という形で片手で電源を入れズームして、シャッターを切る。という撮影スタイルを確立することが可能となりました。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm
絞り:F10 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:18 mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm

翌日、天気は見事に変わりしっかり晴れてくれました。
青空は写真にとっても美しく写すための大事な要素。
そんなありがたみを感じながらスナップしていきます。

先ほど操作を右手で完結できるというお話をしましたが、実はもう1点私なりに設定変更した部分があります。
それは動画撮影ボタンを「フォーカスエリア切替」に割り当てるというものです。

写真を撮っているとどうしても思った位置にピントが来ない。という事が発生すると思います。
なので、状況に合わせてフォーカスエリアを絞ってあげるのです。

そうすると先ほどと同じように全て右手の人差し指の操作でこなせるので一気に快適な撮影環境が整うのです。

絞り:F10 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 焦点距離:81mm

このセッティングで快適な撮影ライフを送れるようにはなったのですが晴れているからこそ重要な設定がもう一つあるのです。

それは”露出補正”です。

例えば上の1枚目の写真を普通に撮影すると影の部分をしっかり写そうとして通常よりも明るい露出オーバーな写真が出てくることが多くあります。

そこで影をより影として写すために露出補正をマイナスに振ってあげるのですが、設定内で背面のコントロールホイールで露出補正を変えられるようにしてあげると、簡単に自分の中の適正露出に合わせて撮影することが可能となっております。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:73mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:80mm

これで私個人のスナップ最適設定は完了しましたので、あとはあるがままに撮影するのみです。

さすがのGレンズ、今までの作例を御覧いただいても分かるように色乗りもよく非常に良い絵を出してくれるレンズです。

何より18-105mm(35mm判換算:27-157.5mm)という高倍率ズームレンズで日常生活で困ることの無い焦点距離を持っているので撮りたいと思ったものを撮りたい画角でしっかり写真として残せます。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:57mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm

動画撮影にも役に立つありがたい部分としてF4通しであるということ。

所謂、小三元ズームレンズと呼ばれる類ですが写真撮影でも105mmでF4で撮影すると自然でありながら豊かにボケてくれるちょうどよい性能を持っています。

そして、フルサイズと比べてどうしても高感度耐性が弱くなりますので絞りをできるだけ開けた状態で撮影したい。そんな希望も叶えつつ、このズーム幅を持たせてくれているだけでとても感謝です。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm

VLOGCAMという名を背負うZV-E10は様々な機能を意識して作り込まれております。

・持ち運びしやすい小型軽量ボディ

・映像の高音質化のための大型マイクの導入(風切り音防止のウインドスクリーン付属)

・あらゆる角度で撮影可能なバリアングル液晶

・動画撮影を見越したズームレバーやボタン配置

・商品レビューボタンや背景ボケボタンを搭載

このような機能が搭載されており、凝った撮影というよりも何も考えずにとりあえず”RECボタンを押せば撮れる”という使いやすさに特化した機種とも言えます。

ただこれらを意識したが故に省かれている物、皆さんもお気付きだと思いますが「ファインダー」です。
ちなみに筆者はファインダーが無いにも関わらず何度もファインダーを覗き込む動作を行いました。ここに自白しておきます。

ですが正直申し上げるとファインダーが無いからといって撮影に困る場面は特にありませんでした。
ただの癖が発動しただけです。

日中画面が見えにくい時は明るさ設定を「屋外晴天」にすると普通に見えますのでそこはご安心頂ければと思います。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:105mm

最後にもう1点お伝えしていきたい注目ポイントがあります。

それはメカシャッターをしっかり搭載してくれているということです。

基本小さめのボディのカメラや動画に重きを置いているカメラは先幕を搭載せずに”電子先幕シャッター方式”のみの場合も多いのですが、高速シャッター時(1/1000以上)の際に露光ムラや玉ボケの上下が欠けてしまう現象が発生します。
なので私は最初の設定から電子先幕シャッターを切に設定しメカシャッターで撮影しております。

こういった設計からも最初にお伝えしたように”写真”も”動画”もハイクオリティーで撮影できる万能機という考えに至るのです。

ZV-E10は他のカメラと比べると安価で手に入れられるコストパフォーマンスの高いカメラなので、是非初めてのカメラやサブ機、買い替えなどの一案としてご検討頂ければと思います。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年07月10日 11時00分 ]

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