気づけば秋の風が吹く過ごしやすい日が多くなり、撮影に出かける方も多いのではないでしょうか。
この日は、Nikon Z50とNIKKOR Z 35mm F1.4 を持って秋の花を見に出かけました。
NIKKOR Z 35mm F1.4といえばZマウント初の開放F値1.4の大口径レンズです。明るいレンズでありながら、小型軽量設計を採用しているため機動性の高さも備えています。
DXフォーマットのZ50に付けても持ち運びがしやすいサイズ感でした。
絞り開放での1枚です。ピントを合わせた花びら部分はシャープに描写されています。
まわりのやわらかなボケ感は被写体の雰囲気をより柔らかく感じさせてくれます。
掲載しているコスモスの写真はすべて、ピクチャーコントロールの「ビビッド」を使用しています。
ピクチャーコントロールをかけることによって、生き生きと咲いている様子をより強調することができました。
ピクチャーコントロールは細かい調整も可能なので、自分好みの設定や被写体に合わせた設定をすることができます。
別の場所には彼岸花が咲いていました。まとまって群生しておらず、一輪ずつ点在していました。木漏れ日で綺麗な円形のボケが得られ、前日の雨の水滴と相まって哀愁を感じる写真に仕上がりました。
いかがでしょうか。
開放で撮影したときの柔らかい雰囲気を感じる描写が好みでいろいろなシーンで撮影したいと思いました。
FXフォーマット対応のレンズですが、DXの標準レンズとしても使いやすい1本。どのボディを使っている方でもオススメできるレンズです。