
とある休日、神奈川県の鎌倉までハイキングに行ってきました。
鎌倉はお寺巡りや海水浴などのイメージがありますが、地形を活かしたハイキングコースがいくつか整備されています。
今回は北鎌倉から大仏で有名な高徳院方面に抜ける葛原岡・大仏ハイキングコースを歩いてみました。
旅の始まりは北鎌倉駅からです。山の中を進むことを考えて、コンパクトボディに中判センサーを搭載した、FUJIFILM GFX 100RFを持って行くことにしました。
県道21号を渡り浄智寺の脇の道を進むと階段が現れます。
ハイキングのスタートはこの階段からです。まずはここから源氏山公園を目指します。
道の脇に「大仏」と書かれたコンクリートの道標がありました。コースには所どころ案内があるので、それに沿って進んでいきます。
背面にはチルト式ディスプレイを搭載しているので、ローアングルでも楽に撮影することが出来ます。
コース上に木の根が大きく張り出していました。四方に広がる根に自然の力強さを感じます。
こういった自然の中の情景を捉えることが出来るのも中判カメラの魅力の一つです。
所々こういった場所や滑りやすい場所があるので、訪れる際はスニーカーなどしっかりとした靴で行く必要があります。
鎌倉の縁結びのパワースポットとして有名な葛原岡神社にたどり着きました。
この神社は源氏山公園内にあり、明治20年に後醍醐天皇の忠臣・日野俊基を慰霊するため創建されたそうです。
ベンチに白いアジサイの花が活けてありました。ここで少し水分補給の為に休憩をすることにします。
中判カメラというと風景などの撮影を思い浮かべますが、GFX100RFならこのようなスナップ的な使い方もできます。
この日も夏の暑さが周りを包み込みます。ルート上には自販機がありますが、ルート後半になると補給できなくなるので、
ハイキングコースに入る前までに準備をしておくと安心です。
休憩を終え少しルートを外れた鎌倉七口のひとつの化粧坂を訪れてみました。
岩に残る往来の跡や、狭くて急な坂道に歴史ロマンを感じます。
化粧坂の由来は諸説ありますが、有力な説のひとつが「平家の大将の首を化粧し首実検したから」だそうです。
森の中を楽しみながら歩いていると、コース脇に小さなキノコを発見しました。
GFX 100RFの繊細な描写力は、こうした森の中の雰囲気まで写し出してくれます。
木々の間に鎌倉の町と海が見えました。その先には三浦半島が広がっています。
海の近くを歩いていることを改めて実感できる風景です。
その後も尾根伝いに道が続きます。程よいアップダウンにハイキングの楽しさを感じることが出来ます。
GFX100RFはバッテリーやメモリーカードを含めても約735gという軽さ。
長時間のハイキングでも負担を感じることなく、軽快に撮影を楽しめます。
大仏隧道の東側出口の脇に降りてきました。このまま海の方へ進めば大仏がある高徳院があります。
今日のハイキングは、GFX 100RFの軽快なボディと高い描写力のおかげで、より一層楽しいものとなりました。
中判カメラの魅力を、日常の風景やスナップ撮影でも気軽に味わえるGFX 100RF。ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか。
自然を感じにちょっとそこまで、お気に入りのカメラと出かけてみませんか